小さな子供を見ていると、
常に「今」を生きているなぁと
思うことが多々あります。
3歳くらいのときに娘が
おもちゃの鉄筋を持ってきて、
「こういうのやりたい」
とヴァイオリンを弾く真似をしました。
ヴァイオリンが何歳から学べるのか
わかりませんでしたので、最初は
もう少し大きくなってからと思っていました。
でも子供っていい意味でしつこいんです(笑)
そして「後で」とか「何年後」ではなく
常に
「今」
なんです。
そこで、うちの近くにあるヴァイオリン教室に
順番に電話をかけていきました。
年齢をいうとほとんど断られましたが、
一件だけ、すぐ見学に来るように
おっしゃってくださった先生がいました。
その日から約11年のご縁となりましたが、
その時行動に移していなかったら、
習っていなかったかもしれません。
小学校上がるころには6巻(すずきの教本です)まですすんでいました。
意外と早いペースだったようで、やはり子供自身が
興味を持つ「タイミング」や「今」を大切に
そして見逃さないことは重要だと感じました。
また、娘が小さいころ、同じ絵本を
「もう一回」とせがむことが何度もありました。
ある時は、寝る前同じ本を20回。
短いからそんなに大変ではないのですが、
「今」
読んで欲しいわけですよね。
「明日もう一回」読みたいかどうか、
子供が考えているわけではなく、
「今」読んで欲しいんです。
わがままに何でも言われた通りにするのとは別に、
大人の都合で小さい子供の
「今」を大切にできなくなるようなことはせず、
できるだけ耳を傾けようと思いました。
あべりあの生徒さんでも4歳からの幼稚園児が
たくさんいましたが、一人一人の感性をつぶさないように
何に興味があって、何とつなげたらもっと英語が
楽しくなるか常に考えました。
それがすごく楽しくて、逆に大人が気づかされることの
多さにびっくりしました。
子供も大人も
「今」
を
大切に