自己啓発

「得意や好き」を伸ばす教育

投稿日:2007-06-19 更新日:


  
  あべりあ子供英会話

日本の学校教育は、苦手な部分を指摘し、できるだけどの教科も
バランスよく学ぶかを指導している傾向があると思います。

例えば「国語と英語はいいけど、数学がね・・・」と
親や先生に言われた記憶のある方も多いと思いますが、
その数学に目を向けるのではなく、大好きな国語と英語に
力を入れたらいいと思うし、出来る部分をもっと褒めてくれたら
いいのにと思うんです。

好きなこと、得意なことをとことん追求できたら、色んな
発見があるし、何よりも学ぶ意欲が出てきます。

あべりあでは、苦手な部分をいかに改善するかということだけに
集中するのではなく、その子が興味のある得意な部分を
どんどん伸ばしてあげたいと思って、ひとりひとり観察しています。

そうすれば、自信がついて苦手部分や今まで興味のなかった分野も
自分からチャレンジしたくなるはずです。

それを見守って、待ってあげることも必要だと思っています。

例をあげると、

今発話することが楽しくてたまらない生徒達に、
「もっと書き練習をやりましょう」とか「あとはもう少し上手に
書けるようになるといいわね」とは言いません。
どんどん発話のチャンスを与えたり、みんなの前で英語絵本を
読んでもらったりします。

今、文字を書くことに興味が出てきた生徒に対して、
「書きはもういいから、もっと喋りなさい」というようなことも
言いません。
いつもより、プリントを多くやったりちょっとひねった書き宿題を
出したりしています。

それから、あべりあでは、お当番がいてみんなに英語で指示したりお手伝いする
生徒が毎回いますが、その子の興味あることを中心にお願いすることを
変えています。とくに発話の「得意・好き」な時期の子にはどんどん
質問します。

実際に、去年きれいに単語が書けなかった生徒が今年になって
とてもきれいに書けるようになりました。

去年までは、みんなが3つ単語を書いているときひとつしか
書けないくらいペースも遅く(興味がなかったのでゆっくりやっていた)
私も 1つだけ書こう!と薦めていました。

4月になって、宿題の他に自主ノートを提出するようになり、次第に上手に
なってきたのですが、私からは1度も強制したことはありません。

先日「ほんど上手になったね」と褒めると
「なんか 最近書くのが面白い・・」とのこと。
 
こういう時期に伸びるんですね。

生徒が何に興味をもっているのか、今どこを伸ばしてあげられるか
つねに意識していきたいと思っています。

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