プライベート

【ライバル心】

投稿日:2019-12-17 更新日:

昔と違って、なんでも競争する時代ではなくなってきました。

 

誰かを目標にするためのライバルであったり、切磋琢磨する

仲間という意味での競争であればいいのですが、

人を蹴落としてまでも自分が優位に立ちたい!と

いうオーラを放つ人はとても近寄りがたい。

 

長野に引っ越して来て最初のころ、

大手英会話スクールのホームティーチャーに登録しました。

長野に来て初めてのお仕事でしたので、それはそれは

大張り切りでした。

本部から言われるまま、たくさん広告を作り、チラシを貼らせてもらう

ようお店をまわり、幼稚園・学校周辺での

チラシ配りもやりました。 

 

でも、これから同じホームティーチャーの先生方とも情報交換しながら、

それぞれ頑張れると思っていたのは私だけで、周りの先生方は

新しい生徒を取られるのではないか、また競争相手ができてしまった、

と感じていたようです。

 

お店にポスターをお願いにいくと、

「00さんがね、新しい先生のポスター貼らないでって言うのよ・・・ごめんなさいね」

とお断りです。

 

 

長年お付き合いのある方同士で、信頼関係もあるので仕方ありません。

 

「長野出身じゃないのね・・・」と言われることもあり、

とても閉鎖的に感じることも多々ありました。

 

本部からは先輩教室さんからたくさん学ぶといいと聞いていたのですが、

まったくウェルカムな感じではなく、仕方なしに少しのぞかせていただくだけの

ところもありました。

 

みんなで協力しながら、いいお教室を作ってあとは生徒さんたちが

選んで入会してもらえたらいいのではと思っていたのは当時、私だけだったようです。

もう20年も前のことになります。

 

結局チラシやポスターを見てお教室をのぞいてくれた方はいなくて、

最初の数名の生徒さんからの口コミから、ありがたいことに

生徒さんが増えるようになりました。

 

今は、同業者でもそれぞれ尊敬し合い、情報交換できる関係の先生がたが

たくさんいるので、「同業者=ライバル」という意識では

なくなっていますが、当時は若かったせいもありかなり落ち込みました。

 

今は、子どもたちの世界でも競うような学び方より、協力して

学ぶことのほうが多くなりました。 運動会一つとってもそうですよね。

 

私もお教室でグループレッスンを行う際、あえて競ったほうが

楽しく覚えられると思った時には、個人ではなく

できるだけグループで競うようにしました。

 

みんなで協力して学ぶのは、楽しくて効率よくいいことなんだと

いうことを感じてもらいたいと思ったからです。

子どもたちそれぞれが、違う部分で1番です。

「発音なら00ちゃん」「文法力なら00くん」

「プレゼン力は00ちゃんと00くん」「長文なら00ちゃん」

「暗記力なら00くん」

 

だから「ライバル心」というよりは、自分に足りない部分は、

その分野の1番の人を

それぞれが目標にすればいいのです。

 

 

来年は自由が丘の英会話スクールの代表さんと

お会いする機会があります。 少しやりとりを

しただけで素敵な先生だと伝わる方なので、

どんなお話ができるか、今から楽しみです

 

 

ホームバイリンガル体験教室を行っています。

日程はできるだけ希望にそえるように、

調整しますのでお気軽にご連絡ください。

 

東京⇒1月12日(日) 13日(月)

長野⇒12月8日(後半満席)、9日、15日(前半満席)、(15:00~受付中)

   18日(水)10:30~(受付中)19日(木)18:00~19:00(受付中)

ストアカサイトから詳細が確認できます)

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