ホームステイの思い出

カーライル家について

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私がお世話になったカーライル家の家族は本当に仲がよくて
一緒に住んでいない娘さんも、定期的にみんなで
食事をする機会をもったり、家族旅行を楽しんだりと
家族の時間を大切にしていました。

私がお世話になったときには、27歳のコリーちゃんと犬のケイシャと
お父さんのトムにお母さんのジョーンの4人(?)で住んでいたので、
私と娘を入れて6人の生活でした。

お家がノースバンクーバーの小高い場所にあって、とにかくお~~きなお宅。
ガラス張りのリビングからは、美しい景色が見えて毎日、アラスカ行きの
豪華客船が出港するのを毎日見て楽しんだりもしていました。

トムとジョーンは共に学校の校長、副校長の経験があり、リタイヤした後も、お母さんはスペシャルオリンピックのアスリートコーチをしたりと、人に何かを教えたりすることがとても上手。

英語の先生も経験あるので、子供に英語を教えるときのコツや習慣など、
聞けたり、バンクーバーの歴史のお話を聞けたりととても
勉強になりました。

そして、何よりも規則正しくて生活のリズムがきちんや出来ているので、
家族みんなそれぞれが健康的で、ご一緒させてもらった私と娘も
本当に健康的な1ヶ月を過ごしました。

具体的に言うと、朝の食事の時間はもちろん決まっていて、たっぷりの
フレッシュブルーベリーとピーチにシリアル、100%のジュースが定番。

お父さんとお母さんは交互に朝ゴルフに行くため、また一番下のお嬢さんが仕事で早いため5時半の朝ご飯でしたが、私と娘は、7時半から8時の間に
摂るようにしていました。

お昼は幼稚園が午後からの日やお休みの日は
軽く野菜やお豆の入ったスープとクラッカーだったり、トーストだったり
かならず決まった時間にお家で頂くことが多かったです。

そして夕食は5時から5時半の間に、たっぷりの生野菜(パプリカやドライほうれん草、トマトやアボガド)が必ず用意されて、その他、玄米ご飯をお鍋で調理したものとお肉やお魚が必ず出された。

お母さんのお料理はとても手が込んでいて、ハンバーグは日本の手作りハンバーグ
並に美味しく、また鮭のお料理や、ピーマンの詰め物、トマトの詰め物と
ほとんど同じものが出ることはなかったです。

何よりも、健康に気をつかっていたので、食べ物はほとんどオーガニック、
定期的に運動も取り入れ、体力年齢は自分より若いのではないかと思うほど
健康的でした。

(ちなみにお二人の子供は、上が45歳くらい一番下が27歳のお子さん計4人いると言えば年齢も想像つくと思いますが・・・)

夕食の後はお母さんと私でお片づけをしている間に、お父さんと27歳のコリーちゃん、私の娘が犬の散歩に出かけて、お部屋に飾るスイトピーのお花を
お庭から切ってきて飾るのは、毎回コリーちゃんでした。

それから夕食後は必ず次の朝食のテーブルセッティングをするのが、習慣でした。

土曜日になると、28歳のお嬢さんキンベリーちゃんが、みんなと食事をするのに
来ていました。
愛情いっぱいのトムとジョーンに育てられたお嬢さんだけあって、キンベリーちゃんもコリーちゃんも本当に心優しい、あったかさの伝わるお人柄で、
素敵な家族だなぁ・・・とつくづく思いながら過ごしていました。

土曜日は、お父さんのトムがお料理をしてくれたり、食前酒の
ワインをみんなで頂いてからご飯を食べて、デザートにはイチゴかブルーベリーに
ホイップクリームをアイスにしたものを軽く添えて頂きました。

いまでもジョーンのお料理が恋しくなることもあります
薄味で、家族の健康をちゃんと考えたメニューで、決して家庭の事に
手を抜くことの無い彼女の姿勢には、頭の下がる気持ちです。

まだまだ、お伝えすることがありますが

続きはまた今度。

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