プライベート

バイオリンのお稽古

投稿日:2007-04-30 更新日:


  
  あべりあ子供英会話

娘がバイオリンを始めて約3年半になります。

3歳になった頃、「ここに乗せてこうやって弾くのがやりたいの」
とちいさな子供用木琴を肩に乗せ菜箸のような棒を持って
弾くマネをしてから、あちこちバイオリンのお教室を
探しました。

そこで見つけたのが、才能教育のバイオリン教室。

それからは毎日、バイオリンなしの生活は想像つかないくらい
どこへいくにも持ち歩き、よほどの体調不良以外は必ず
手にとっています。

私はバイオリンの事が全くわからないので、娘に教えてあげることが
出来ず、お稽古のときに娘自身にしっかり聞いてくるよう
伝え、後は教えて頂いた事を出来るだけしっかりやってくるように
心がけているだけです。

娘はバイオリンが大好きなので、出来るだけ楽しんでお稽古できるよう
工夫してきました。 何事も一日にして成らず・・・ですから。

例えば習い始めた3歳後半は、まだお辞儀くらいしか始めていませんでしたが、
必ず毎日ご挨拶できるようどこへ行くにも持ち歩き習慣化させました。

それから、少し弾けるようになった時には、弾けるようになったタイトルのカードをカルタ式にひいてから当たった曲を弾いてみる。(先生に頂きました)

自分からお稽古するのを忘れそうな時には、私が弾くふりをしてみる。
すると娘が飛んできて「貸して~」と弾きたくなる。

時々先生ごっこをし、「先生、ちょうちょ教えて下さい!」なんて言うと、
大抵張り切って教えようとする。

手拍子でリズムをとって、曲当てしたものを弾いてみる・・など

娘にとっては「家でのお稽古!」って感じではなかったかもしれません。
レッスン前には必ず親子でも「よろしくお願いします」「ありがとうございました」とご挨拶するのですが、それさえも楽しんでいたような感じです。

後は何か楽しそうにやっている途中にバイオリンの話をすると嫌がるので、
声をかけるタイミングなどにも気をつかいました。

幼稚園に行くようになってある程度生活のリズムも出来ると、大抵決まった時間に
以前習った曲から練習していくのですが、やはりいつも新しい曲ばかり
弾きたがるようになりました。

時々娘の大好きなぬいぐるみたちを観客にコンサートをひらき
「ではOOOさんど~ぞ~!!」「アンコール!」と気持ちを盛り上げると
どんどん弾いていた時期もありました。

そのせいか、才能教育での発表会は大好きで、大勢で一緒に弾くこと、
みんなの前で弾くこともとても楽しみながらやっていたように思います。

去年の年長のときに バッハのドッペルコンチェルトを弾きましたが、
だいぶ難しい曲だと思ったので
初めて楽譜に書き込みをし少しでも弾きやすいよう手を加えました。

娘が少しでも楽譜を読みやすいようにポジショニングに色付けしたのですが、
あまりそれには関係なく弾いていたようなので、今は一切楽譜に
手をかけるのを辞めました。 そのほうが、自分でも覚えようという
気持ちにもなると思ったからです。

今は10分の1の小さなバイオリンでビブラードの練習を交えながら
ビバルディーのGモールを弾いていますが、ビブラードが入った
だけでちょっとお姉さんになった気分で嬉しいようです。

お稽古事は何でもそうですが、継続は力なりです。

それを環境付けるためには 一番身近な母親がその子の性格や好み
興味あることにいつも敏感で楽しく続けられるように
工夫することが大切ではないかと思っています。

そしてその時期の年齢にあったアドバイスをしてあげること。

そして親が口出ししなくても、習慣化されるようになる頃には
本当の基礎が出来上がっているのではと思います。

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