ホームステイの思い出

ホストマザー

投稿日:2009-10-17 更新日:


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「初めてのアメリカ」第三話です。

高校を卒業し、

再びホストファミリーとの再会。

感動!

そして今回学校の近くの新しいホストに

お世話になるということで、新たな出会い。

新しいホストは、5ペットルームの豪邸に

ひとりで住んでいる元ローカルモデルの

きれ~な女性。

とにかく部屋が広くて、もちろんプール付き。

カリフォルニアは暖かいので5月から9月まで

泳いでいました。

リビングの中二階には書斎が設けられていて、

各部屋にバスルームがついていました。

ホストマザーは、いつもきちんとしていて

その優雅な雰囲気には女性としてあこがれるほどでした。

まず、美容院でしか髪をセットしないんです。

そして月に2回、木曜日の5:30はネイルサロン。

見るもの、行くところすべて面白そうなので、

いつもついて行きました(笑)

彼女自慢のツーシートベンツで。

それから

週に3回、ウォーキング。

初めて彼女のウォーキングについて行って

驚きました。

「犬のテディーと散歩いく?」

と聞かれて

「もちろん!いきた~い」

と好奇心旺盛な私は、何ももたず

ただただ、森のような閑静な住宅街の道を

ホストマザーと歩き始めました。

最高に気持ちがいい。 普通にリスが

走り回っていて物語の中にいるような感覚。

ところが、30分たっても40分たっても

さらに1時間経っても、家から逆方向に歩き

続けるんです。

さすがに・・

「結構歩いてるけど・・帰りはバス?」

と聞くと

「や~ね~それじゃ散歩にならないじゃない。
それに小銭持ってこないし」

と平気な顔で。

もちろん、1時間かけて戻りました(笑)

当時、私の母と同じ40代なのに・・・こんなに

体力があるものかと驚きました。

そして、自分の娘を持ったことがない

彼女は門限やらしつけの面やら

何かと厳しい。

私は、怖がりで(当時アメリカという国に対しても)

そのくらいのほうが心強かったのですが、

他の留学生は、次々にアパートに移っていました。

たぶん2年弱彼女と住んだのは、

後にも先にも私だけだと思います(笑)

その分、強い絆で結ばれていますので、

日本に招待したり、私の家族をカリフォルニアに

連れていったり、家族ぐるみのお付き合い。

今も、頻繁に連絡を取らなくても

アメリカに行けば

ふらっと遊びにいったり出来る

関係で ずっと大切な第二の母です。

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