翻訳をするのに最低
必要不可欠な能力は
・原文を読解する力
と
・それを日本語に表現する力。
一言で「英語ができる」というだけでは、
翻訳は難しいものです。
英語のストーリーをただ読むのであれば、
分かりにくいところはとばして筋さえ追いながら
自分が理解すればいいのですが、
翻訳となると文章のすみずみまで理解し、
読み手が分かりやすいように適切な
日本語で表現しなければなりません。
子供向けの絵本であれば、子どもが理解できる言葉で、
ビジネス向けなら、ビジネスマンの目を引くように、
そしてどの分野も本の世界に惹き込まれるような訳が
求められます。
単語やセンテンスが分からなければ、簡単に調べられますが
原本をどのように表現するかは、本が好きでたくさん読んできている
人にしか出来ない事だと思います。
例えば、こういうセンテンスがあった場合
He's a nice guy with a well-developed sense of humour
and I absolutely adore his cooking.
私の場合ですと、読みながら
―すてきな感じの男性が傍にいる人達に、
冗談をいいながら穏やかな雰囲気で料理している姿―
を想像しますが、
もし「翻訳して」と言われたら、前後のストーリーも見ながら
細かい部分に気を付けて言葉を選んでいくと思います。
「彼はユーモアのセンスがあふれるナイスガイで、
私は彼の料理に絶賛だ・・・」がいいのか
「彼はいい男でユーモアのセンスも発達している。
料理だって完璧・・・」
のほうが適切なのか。。。
キリがなく出てきます。 それがあふれすぎると
思いきり自由に解釈するので、
知らないうちに「意訳」のようになることがあります。
英語を英語でとらえて自分だけで
楽しむ分にはいいのですが、
翻訳で世に出すことになった
場合は気を付けなければなりません。
というわけで翻訳できるってすごいなぁって
思うんです。
英語が読める、喋れるだけではなく、
特殊な二つの能力が必要で
(-原文を読解する力・日本語で表現する力-)
このどちらも卓越し高いレベルでなければ
出来ない技術なのだと思います。
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