15年間お教室を経営してきて思ったこと。
英語力以上に保護者のお母さま方から喜ばれたことは、
「自信」です。
「英会話教室」と聞けば、英語を学ぶことが目的で入会されますが、
英語を学ぶ過程で、どんどん自分に自信をつける生徒さんがとても多かったです。
私が毎回レッスンで意識していたことは、生徒さんの「すごい!」と思ったことを
必ず具体的に褒めること。
例えば、単語の覚えが早い生徒さんには、「暗記力」を字がきれいだったり作文が得意な
生徒さんには「書く力」を、発音が抜群に優れている生徒さんに「発音力」を
細かく具合的に伝えてきました。
「あなたのここがすごいのよ!」ということを遠慮なく言い続ける。
そうすると、ほかの誰かと比べることなく自分の得意分野や
好きなことに目を向けて結果を出せるようになるので、
「自信」につながるわけです。
先日、かわいい双子のお子さんの体験レッスンをしました。
性格が全く違う二人なので、
もし私が担当させていただくようになったら、二人別々のレッスンプランで
それぞれが、それぞれの分野で自信を持てるようにしてあげたいと感じました。
とにかく記憶力がいいYちゃんには、少しペースを早めて暗唱力を伸ばすように、
何事も丁寧で書くのが上手なHちゃんには、絵本のペースはゆっくりめで「書く」宿題を
少し多めに出しながら、、、などです。
オーダーメイドのレッスンプランは、準備にも編集にも時間がかかったりすることも
多いのですが、初めて英語を学ぶ生徒さんが、
まず「楽しい!」と感じて「できる!」を体感してもらうことが大切。
グループレッスンの時によくありがちなのは、繊細な生徒さんほど
「自分だけよくできていないのではないか」と不安になります。
みんなそれぞれできることが違って、学ぶスピードが少し違うだけなのに
「自信」をなくすのはもったいない。
英語を教えることを通して、一番伝えたいことは
「学校英語で1番」や「英語が全員ペラペラになる」こと以上に
「子どもの自信を育てること」
自信がつくことで、「英語」の分野に限らず
「できる」ことに喜びを感じで、自ら学べる子どもに
育つのだと確信しています☆彡