「子どもの脳をテストなどで、
がちがちにしない」
小さいころから塾通いで、問題集やドリルを
無理にこなし受験テクニックだけを身に
身に着けるような勉強法は、
農薬と肥料漬けにして、まずい作物を
作るようなもの・・・
なるほど。
以前、
「自由と個性を尊重している」ことで、
有名な幼稚園で、絵を描かせたところ、
とてもきれいな風景画を描いたそうです。
真っ赤な丸い太陽に、いくつか雲を書いて、
三角屋根のお家にドアと窓が一つ。
驚いたことに、それがほぼ全員同じ絵。
娘の学校でも、ある教科のテスト
解答をみて不思議に思う事があります。
例えば、「この地図から分かることを
書きなさい」という問題があり、自分の
言葉を使って述べる。 解答を見ると
伝えていることは全く同じなのに、
先生が求めている答え方、表現ではないと
全部バツにされてしまう。
それぞれの教科の先生のやり方があるので、
あまり言えませんが、子供たちが
「何かを学びたい・覚えたい」という意欲より、
「先生が求める答えをいかに丸暗記するか」に
意識が向いてしまうのではないかと心配になります。
音楽の分野でも、日本人は内側から出てくるものが
足りないと言われるそうです。
去年小学生6人ほど参加のバイオリンコンクールの
様子を見てきました。
大人顔負けの素晴らしい演奏。
そのうち4人が同じ曲を選んでいました。
そして、ほとんど同じ弾き方に見える。もちろん、プロのように素晴らしいのですが、
何かが足りないような・・・
そのうちの一人のお母さまとお話する機会があったのですが、
コンクールの為だけに、コンクールで優勝するためだけに
弾き方から選曲から徹底しているとのことでした。
この子たちは、この先も本当に音楽を楽しいと
心から感じられるのだろうか。自分を表現する
事ができるのだろうか。
すべてを楽譜通りに完璧に弾けることだけが
素晴らしいのではなく、同時に内面からの湧き出る
喜びや感情も育んでいくことが、
大切なのでは・・と思います。
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