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あべりあ子供英会話
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「初めてのアメリカ」第一話です
初めてあこがれのアメリカへホームステイした時の
お話です。
小学校の頃、テレビや雑誌でアメリカを見るたびにすごく
行ってみたい!と魅かれるものがありました。
テキストを小脇に抱えて鉛筆をポケットにいれた大学生が
アメリカのキャンパスを歩いている雑誌を見て
「かっこいい~」と思ったり、テレビで広大な景色を見るたびに
ドキドキしたものでした。
そして、いつか必ず自分は行けると確信していました。
私の住んでいた町は本当に田舎で、誰かが海外に行くとなると
当時は物珍しい目でみられる程でした。 どちらかというとアメリカは
危険だとか女の子が行くところではないとか・・あまり
言いように言われなかった時代です。
それでも、必ず行けると思っていました。
そしてチャンスがやってきたんです。
16歳の春、通っていた高校で交換留学生の募集がありました。
毎年1名カリフォルニアへ交換留学生として、夏休みに渡米出来る
とのこと。
迷わず、すぐに試験を受けました(笑)
食費や滞在費は免除されるものの、エアチケットだけは自費です。
でもどうしても行きたかったし、母も快く・・・というより
行くことを進めてくれました。
試験をパスしてからは、独学で会話の勉強をし
帰国したら学校祭で英語の暗証大会に出ることなども
条件に(ちなみに1位でしたよ~)、
アメリカへ行くことになりました。
初めての成田空港、 初めてアメリカの空港に
降りた時の感覚、
ホストファミリーと交わした言葉、
言いたいことが上手く伝わらなくてもどかしい
思いをしたこと・・・
生まれて初めて違った世界を見て、言葉に
表わす事の出来ないほどの感動をしました。
本当に昨日のように、はっきりと思い出されます。
私が今ホームステイ事業をやってる原点はここにあります。
そういう感動や体験をお手伝いしたいと思うし、
そこから人生変わることも、ものの見方が変わることも
たくさんあることを子供たちに伝えたいと
思っています。