英語教育 間違いだらけの英語学習法

英語ができる子は自分に自信が持てる?Part2

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【間違いだらけの英語学習法】

 

前回に続きPart2

 

2 英語への「あこがれ」があるから

日本人の多くの人たちが英語を話せると

「かっこいい」「うらやましい」

と感じています。

私たちは「英語ができること」

「英語でコミュニケーションをとれること」

に強い憧れがあります。

最近では英単語を日本語カタカナで

使う人がより増えてきたように感じませんか。

ビジネス英語用語も日本語発音で

言うことが多いので

一瞬わかりにくい場合もありますが、

その背景には「英語へのあこがれ」があるからです。

その「あこがれの英語」

に自信がつくと、

相乗効果で他の事に関しても

自信を持って行動がとれるようになるもです。

 

具体的にどのような例があったか見ていきましょう。

・Oちゃんのケース

Oちゃんは4年以上

オンラインレッスンのみで

関わった生徒さんですが、

始めた当初からどんどん

自分に自信がついていく様子が

とても伝わりました。

小学校での勉強が格別好きという

タイプではなく、もちろん塾などにも

通ったことのない

生徒さんでしたが

中学1年から始まる「英語」には

興味を持ってくれたので、

結構タイトなスケジュールで

始めることになりました。

というのは、

「英語を始めて習う生徒さん」

にとって最初の先生、

最初のレッスンはとても重要だからです。

「好き嫌い」「苦手・得意」

という印象を感じやすい時期だったので、

とにかく「英語は楽しい」という

印象を持ってほしい、

そしてもちろん基礎的な

4技能は(聞く・話す・読む・書く)は

早めにマスターしなければならない

という思いがありました。

そのためにはまず

「英語の音源を聞くこと(リスニング)」と

「真似る事(スピーキング)」を

一緒に楽しみながら取り入れ、

最初の中間テストで

高得点をとることを目標にしました。

 

地方の公立中学は、

1年生の英語テストなら

ある程度点数が取れると思ったので

スタートと同時にテスト対策もしました。

 

予想通り学年で

1番か2番の得点をとれた

Kちゃんは、

最初の自信をつけ秋に

その年の秋に行われる地区の

英語暗唱大会に

参加することを決めました。

そしてその暗唱大会では

見事2位!、

2年生と3年生では1位という成績。

中学2年生では、

学校代表の交換留学生として

オーストラリアに行くことも

できました。

性格的に自分から

手を挙げて積極的に行動する

タイプの子ではなく、

どちらかというと

受け身な性格でしたが

英語で発表する機会が増え、

周りにネイティブのような発音だと褒められ

評価もされるようになる

さらにステップアップしたいと

自ら思って行動し

決断することが増えていきました。

 

 

Kくんのケース

Kくんは、お兄ちゃんに

ついてくるような感覚で

小学校低学年から英語を

スタートしました。

自分から発話することはなく、

聞かれたら答えるというような

タイプの生徒さんで、

英検に関してもみんなが

興味を持つ頃も

特に興味を示すことは

ありませんでした。

小学生の時に同じレベルの

クラスメイトと

英検5級から受講しましたが、

Kくんだけが何度チャレンジしても

不合格。

課題はしっかりこなしていて、

レベルは達しているのになぜだろう

と思ったこともありましたが、

子ども十人十色で

誰一人同じというわけでは

ありませんので、

「試験」という形が

苦手なタイプなのかな、

と様子を見ながらすすめていきました。

 

中学へ進学したK君は、

いつも通りテスト対策レッスンも

熱心に行っていました。

そして最初の中間テストで

見事高得点を取ることが

できたのです。

クラスメイトからも

「英語のできるK君」という

イメージがついたようで、

この時期から

これまでコツコツ積み重ねてきたものが

一気に目に見える結果として

出てくるようになったのです。

 

それから英検は4級以降

準2級まで1回で合格するようになり、

自分からもどんどん質問するようになり、

こちらからの問いかけに

対しても大きな声で

はっきり伝えるようになりました。

中学2年生になると

クラブ活動の部長として活躍し、

さまざまなイベントにも

積極的に参加している様子を聞きました。

まだまだ具体的な生徒さんの

例はありますが、

英語ができる自分に気づき、

周りからも評価されると

やはり嬉しいもの。

 

英語という言語は

ある程度大きい声を出さないと

発話できない音も多いので、

必然的に声も大きくなりがちなので

そういう面からも

自然と態度も自信にあふれるように

なるのかもしれません。

 

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