学校の英語テストで
思うように点が取れなかったとき、
どのようにお声掛けしていますか?
できる子のお母さま
できる子のお母さまの
受け止め方の
特徴は
まず原因を振り返り、
次回につなげられるような
言葉をかけます。
例えば
「振り返りはいやだけど
一緒に見ていこうか」
「学校のテストはちょっと
残念だったけど英検は合格だったね」
「原因がわかったから次は大丈夫」
「同じミスをしないよう
間違いを確認しよう」
などです。
テストが思うように
出来なかったとき
一番残念なのは本人で
原因もある程度
わかっている場合が多いです。
でもそれを
しっかり認めて受け止めないと
また同じ間違いをしたり、
同じような勉強の仕方を
ひたすら続けることに
なるので成果があがりにくいのです。
普段からの勉強で
何を自分で気をつけなければ
ならないか
アドバイスを
意識するかしないかも
本人次第なのです。
それには内面的な部分が
とても大事。
ポジティブに向かえるような
声掛けを
お家でもかけてあげる
ことで
次がんばろう!と
いう気持ちになります。
私が学生のころは
めったに褒めない
超スパルタ系の先生が
たくさんいました。
そのほうが普通だったかも
しれません。
プレッシャーや緊張感も
効果があるとの教育法だった
気がしますが、
今の子どもたちは
メンタルの強い子が
そんなに多くないような
気がします。
20年以上たくさんの
子どもたちと
かかわってきた経験から
その年によって
色々な傾向があると
感じますが、
お家でも褒めて認められて
育っている子のほうが
結果がでやすい
気がします。
ホームバイリンガルの
保護者のみなさまは
本当にお手本のような
方ばかりで一人ひとり
ご紹介したいくらいですが、
逆に
「これはちょっと。。」
と思う言葉を
別の先生から聞いたことが
あるので
シェアしたいと思います。
マイナスの言葉
ケース1
テストが終わってすぐ
第一声が
「何位だった?」
と聞くケース。
これは順位でしか
評価していないようで
マイナスです。
子どもは親に頑張ってきた
過程を認めてもらいたいので
順位だけにこだわっている
ことが伝わると
とてもがっかりします。
ケース2
「塾にはお金かけてるんだから
ちゃんとやって」
これも親の気持ちとして
わからないでは
ないのですが、
子どもはいつも完璧に
結果が出せるとは
限りません。
やることをやっても
結果がでるとき、
出ない時があります。
「それなら塾やめる」
と言われてさらに
自主学習が上手くいかないと
結果がでないところか、
勉強が嫌になってしまいます。
また、結果が出ないと
何かのせいにするという
クセが無意識につく
場合もあるので要注意。
「あの塾が合わなかったかも」
「あのテキストやっても意味がなかった」
「先生が言ったところテストに出ない」
など
テストで残念な結果を見るたびに
ベクトルを他に向けて
しまいがちです。
あきらかに勉強を
やらずに結果がでなかったので
あれば多少
喝を入れた声掛けが
必要かもしれません。
(言われた宿題をやらない、
アドバイスしても
やり方を変えようとしないなど)
でも大抵がんばっている子のほうが
多いので、
あまり気持ちの下がる
言葉をかけるのは
おすすめしません。
最後に
子どもは十人十色
いろんなタイプや
性格の子がいるので
何が一番正しいとは
ありません。
ただ親の言葉がけが
思った以上に
子どもに影響していることは
確かです。
今後、何かにチャレンジしようと
したとき、
自分で何かを選択しなければ
ならない時など
すべてに影響してきます。
そんな時に親の言葉を
思い出してがんばれる
ことができたら
とても力になると思います。