☆文法はいつから
どうやって教えるべき?
―いつから?ー
英語を学ぶ最初の導入段階では
文法を説明しないほうがいいと
言われていますが、
いつまでも後回しというわけには
いきません。
文法を学ばないで楽しい会話だけを
学んでいるといつまでたっても
幼稚な表現に気づかなかったり、
日本語と同じ語順で伝えようとしたり、
また単語だけで言いたいことを
伝えようとしてしまいます。
―いつまでに?―
文法をいつから学ぶかは、
その時英語を初めて
どの段階にいるかにもよりますが、
最低でも中学へあがる前までに
最低限の基礎文法を
理解することをおすすめします。
目安としては
英検5級~4級の文法になります。
過去問を解いて、
なぜその解答になるか
説明がきちんとできる
くらいの文法力をつけておきましょう。
―どうやって―
最近では、「小学生にもわかりやすい・・・」
というタイトルの
英検テキストがたくさん
販売されています。
そのようなテキストは
解説がイラストと共に
やさしく書かれているので
わかりやすいと思います。
そのようなテキストを
使うのにまだ早いお子さんには
カードを使って
簡単に文法を導入します。
例えば100円ショップなどで
売られている白のトランプサイズのカード一枚ずつに
「I」「am」「Ken」と書きます。
英語でも一枚ずつに
「ぼくは」「けん」「です」と書きます。
英語の語順と日本語の語順を
正しく並べて、
違いを一目でわかるようにします。
それから
簡単な例を出して、
英語は先に結論がくることを
理解するようにします。
また、主語にあたる部分の単語グループ、
動詞グループ、
名詞グループなど、
カードを使ってグループわけが
できるようにします。
注意する点は細かく
説明しすぎないこと。
あまり複雑な説明になると
嫌になってしまうので、
年齢や性格に合わせて
どのくらいの導入が必要か調整しましょう。