英検3級から長文問題が
入ります。
【読んで解く力】が
備わっている生徒さんにとっては
コツさえ覚えれば
長文問題も難しくないので、
まずは
できる子の解き方を
いくつかお伝えします。
【全体を把握する】
これは
単語一つ一つ把握すると
いう意味ではなくて
書いてあるストーリー全体が
わかるかどうか、です。
例えば、英検の問題ですと
必ずポスターのようなお知らせ文が
出題されますが、
誰当てに書かれた内容の
英文なのか全体を把握する
必要があります。
何の日付と時間なのか
補足はどのあたりに書いて
あるのかなど、
パターンがあるので
それを把握するようにします。
自分の習っていない単語を
目にするたびに
先に進めなくなるクセがついて
しまうと本番でも
同じようなマインドになってしまうので、
どうしても手が止まってしまう
ので要注意です。
【想像力を働かせる】
英語絵本音読メソッドで
たくさん絵本を読んできた
生徒さんたちは
想像力が豊かです。
ちいさい生徒さんたちの
クラスでは
一字一句訳すやり方ではなく
音とストーリーを
聞きながら
全体的にどんなお話か
想像しています。
少し年齢が上になると、
「これはどんな意味だと思う?」
と聞きながら
習っていない単語や
分かりにくい単語を
確認しますが、
イラストを見ながら
確実にわかるものもあります。
多読が習慣になっている
生徒さんは
全体のストーリーを
把握し、想像力を働かせ
ながら読めるようになっていますが、
これはリスニングでも同じことが言えます。
2次試験の面接等で、
このような質問があったとします。
「Do you think it is a good idea
to buy things on the internet?」
この中で「things」だけが
何となく聞き取れなかったとしても
「思う?」「いいアイディア」「ネット」
「買う」
が聞き取れたら
すぐに返事ができます。
「ネットで買うことはいいアイディアか」
「ネットで○○いいと思うか」
などだいたい想像できます。
ところが、
一字一句単語を訳す
マインドになっていると
「buy thing?」で止まってしまい
答えがすぐ口から出てきません。
普段から、知らない単語が
出てきて当たり前だと
思って読み進めたり
聞いたりすることはとても
重要です。
そのうえで、
テスト範囲の単語などは
もちろんしっかり
調べて覚えておかなければ
ならないのですが、
長文問題を解いている最中は
想像力を働かせて
全体のストーリーを
楽しめる癖をつけておきましょう。