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相手の立場をどう理解する?!

投稿日:2024-01-23 更新日:

小さいころに一度は言われたことが

ある言葉、

 

「自分がやってもらって嬉しいこと、

言ってもらって

嬉しいことを相手にもするといい」

 

常に相手の立場にたって

優しく、配慮した言動を、、、と

言われますよね。

 

そう思って伝えたことが

なぜか誤解を生んでしまったり

逆にすれ違ったりすることが

あります。

 

人は無意識に自分を中心に

考えてしまいがちなので、

「自分はこんなに相手のことを

思って言っているのに。。」

と落ち込んでしまったり、

「なぜ理解できないんだ」と

相手を責めたくなったりします。

 

 

例えば、

わたしの知人夫婦が旅先の

ホテルに宿泊した際の話。

奥さまの方はなんの気兼ねもなく

冷蔵庫の飲み物をたくさんいただき、

ご主人の方は、室内のドリンクは

かなり高額だからわざわざ飲まなくても、、

ということで、もめたみたいなんですね。

 

せっかくの旅行がドリンクでケンカになり

険悪ムードになったようなんです。

色々話を聞くと、

経営者の娘の奥さまは、

ホテルでお金を使ってもらうと

経営者側は嬉しいし、自分も

お客様にそうしてもらうと

嬉しいという理由。

自分がやってもらって

嬉しいことは積極的に、、

という想いがいつも

あるのだそうです。

 

一方ご主人の方は、

親に

「紅茶のティーバックは

三回絞り出しなさい」と

言われるほど倹約家。

 

一歩外に出ると

200円内で買える飲み物に

わざわざ3倍の値段を払う必要が

ないという考え方で、そこに

お金を使うなら、奥さまに違う

プレゼントをしたいと考える派。

 

 

違う例では、あるご近所さんの話。

どこか旅行へ行くと

常にちょっとしたものをお土産に

買ってくるAさん。

自分も旅のおすそ分けを

してもらったら

最高に嬉しいし、コミュニケーションにも

なるので、

いつもちょとしたギフトを

プレゼントしていたそうです。

一方Bさんは、あまりお土産が

好きではなくて、

「いただいたらお返ししないと」

とプレッシャーになっていたり、

あまりものを増やしたくないのに

好みでないものや苦手なものを

頂いたりするのにストレスを

感じていたようです。

 

自分が思っていることが

相手も喜ぶはずだ!と決めつけて

しまうと、そうではない時に

または、どこかで見返りを求めて

しまっていた場合、

少しずつズレが生じてしまうのが

わかりますよね。

これはどちらが悪いとか、

配慮が足りない、の

問題ではないのです。

 

3つ目は、

「言葉コミュニケーション」が

重視の人と、

「行動コミュニケーション」を

大切にしたい人の例。

 

Aさんは、ご両親に

「行動や態度で示すのが大事だ」

と育てられてきました。

どんなに口先でかっこいいことを

言ってもそれが実行に移せなかったり、

できていなかったらかっこ悪い。。と。

そういわれて育つと、

言葉で伝えるより、今の自分が

どう行動をとるかに集中し、

逆にあまり言葉で伝えようとしません。

 

だから言葉で何かを

伝えることに慣れていなくて

それを求められると

上手く伝えられない自分に

イライラしてしまうことが

あります。

 

 

 

一方Bさんは、

「気持ちは口で伝えないと伝わらない」

と育てられてきました。

日本はある程度、周りの大人が空気を

よんで、、、というケースもありますが、

アメリカンなBさんのご家庭では

とにかく感情をみせないと伝わらないと

育てられてきたようです。

 

そしてこの二人が

同じ空間にいるとどんな

感じか想像つきますよね。

 

Bさんから見て、

Aさんが静かな空間になると

何を考えているか不安になったり

気になってしまう。

 

逆にAさんは、実況中継並みに

思ったこと、感じたことを伝えないと

わかってもらえないのでは、、、と

焦ってしまう。

 

 

いろんなケースがありますが、

最初に理解しておくと

それほど自分にとって

ストレスにならないことが

多いので、今日は

そのことについてシェアして

いきたいと思います。

 

性格の違い

 

当たり前ですが、みんなそれぞれ

個性があります。

血液型でタイプが分けられたり、

○○占いなどである程度

性格が分類されたとしても、

はやり一人ひとり違います。

性格が違うということは

考え方も違うので、同じ状況が

起こっても感じ方や受け止め方が

違います。

「なんでこの人はわからないんだろう。。」

と受け止める前に、

「そういう性格・タイプの人」

と受け入れられたら、

そんなにストレスになりません。

そもそも違う生き物なんだと

思と楽になります。

 

育った環境の違い

 

家庭環境は、最初に体験する

社会体験のようなものなので、

そこから受ける影響は

かなり大きいといわれています。

 

小さな子どもにとっては

ある年齢まで親のいうことが

すべてだと思って生活します。

それぞれの生活リズムが無意識に

「あたりまえ」だと思って

その習慣が一番心地よかったりも

します。

 

 

でも一歩外に出ると、

自分が「あたりまえ」だと

思っていたことが、他の人にとっては

珍しいことだったり、

不思議に感じることも

多々あります。

 

それを「面白い!」と

受け止めるか、

「なんでわかってくれないの」

とその違和感に反発してしまうか、

それによって、

自分が受けるダメージが

違ってきます。

 

 

人生観の違い

 

性格や環境で

違いがあることを

受け入れても、

その先の人生観や

思考パターンが合わないと

お互い傷つくことになります。

 

どういう未来を見ているか、

そのために自分は

どうしたいか、どうなりたいか、

その部分が根本的に違っていると

なかなかかみ合いません。

 

かみ合わない人同士は

長く時間を過ごすことがないので、

そもそも出会うことも

少ないのですが、

もし、お互い歩み寄ろうと

しても、なぜか違和感が残ると

感じる場合は、

それぞれ別のステージに

いたほうがお互いの為になる

事が多いです。

 

まとめ

お互いのことを理解しようとするか、

自分の考えだけを

主張してしまうかで

人間関係が大きく変わります。

 

相手の考えは変えられないので、

お互いが歩み寄ろうとするか、

相手を否定しないで、

「そういう考えもあるよね」

「ちょっと違うタイプで面白い」

受け止められるかがカギになります。

 

一番危険なのは、

「自分だけがこんなに努力している」

と相手に圧力を与えてしまうこと。

仕事でもプライベートでも

いえることです。

 

意外と無意識に自分中心に

なりがちなので、

私自身も気を付けていることの

一つです。

そして、

それのことを、いつも心に留めておくと

生き方も少し楽に感じられます。

 

最後に

言葉のコミュニケーションは

とても大事だと感じます。

 

うまく伝えられなくても

お互い伝え合う努力をする。

 

それもタイミングがとても大事で、

お互いが疲れすぎていない時、

感情的になりすぎない時に

しないと、言い争いのような

逆効果になりかねません。

 

人生は意外とあっという間です。

もめている時間はもったいない。

自分が大切だと思う人たちと

ごきげんで楽しい時間を

過ごしましょう!

 

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