中学から始めたOちゃんの実力―暗唱大会連続優勝―
中学からの英語始めても大丈夫?
英語はできるだけ早く始めたほうがいい!といつも
お伝えしていますが、実際何人かの生徒さんは6年生の
終わりや中学に入学してから入会される生徒さんもいます。
それぞれのご家庭の考えや色んな理由から
英語を始めるタイミングが遅い子もたくさんいると
思いますので、今日は遅く始めたOちゃんの例を
お伝えしたいと思います。
Oちゃんは12歳まで一切英語を
やったことがありませんでした。
かなりのんびりとした地方の環境で、
周りも英語学習に興味を持つ人が
少なかったという理由もありますし、
近所にも英会話スクールがなかったということから
英語は中学から学ぶ教科の一つという
意識が強かったのかもしれません。
そこで、中学へあがる前の春休みから
英語準備コースとして
オンラインでレッスンすることにしました。
アルファベットのABCから始めることになったので、
かなりタイトな特別スケジュールで
レッスンをスタートしました。
私の中ではかなり多めの課題で
レッスン時間も長くとっていたので
ストレスにならないか
心配な時もありましたが、
彼女のすごいところはそれを含め
「英語が楽しい」と感じてくれたこと。
その勢いに乗って、6月最初の中間テストは
1番を目指すという目標を立てて、
見事100点!!
有言実行できたのです。
メインで行ったのは教科書の音読と暗唱。
レッスン時は私の音読の後にリピートしてもらい
次のレッスンまでに暗記しているか確認。
その後に文法ワークをしていました。
中間テストの次の目標は「暗唱大会」。
Oちゃんの学校では毎年学年で1人、
代表で暗唱大会に参加していました。
初めての大会は惜しくも2位、
2年3年では連続優勝できました。
2年生では学校代表でオーストラリアス
クール研修生に選ばれ、Oちゃんは
クラスのみんなからも「英語のできるOちゃん」
と言われるようになり
彼女自身も自分の英語コミュニケーション力に
自信がつくようになりました。
ここまで聞くと、英語は
中学からでも十分なのでは?!
と思われるかもしれませんが
Oちゃんのケースはとても稀です。
中学では他の教科の勉強も忙しくなりますので、
好きな英語だけに時間を取れる学生は少ないと思います。
ちなみにOちゃんの時には
テストや暗唱大会が近いと週に
4,5回レッスンを入れていました。
なかなかこのスケジュールについて
これる生徒さんも少ないのではと感じます。
英語はいつから初めても
やり方次第で結果がでるレベルに
あげることができます。
ただ
今の子どもたちはとても忙しいので、
実際は英語だけに時間を費やすことが
できないケースが多いことも
覚えておきましょう。
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