英語教育

中学生がやってはいけない英語勉強法【42】

投稿日:2020-05-04 更新日:

中学生がやってはいけない英語勉強法とは?!

 

音読をしない勉強法

中学生が英語を勉強する際に気をつけること、

いちばんたいせつなことは

「音読」をすること。

 

小さいお子さんや低学年の

生徒さんは、耳に残った英語を

言われなくても無意識に何度も口にしますが、

中学生になるとそれがぐんと減ってしまいます。

 

中学生のお子さんがいるご家庭は分かると思いますが、

英語の勉強をする際、大きい声で音読しながら

宿題をやっていることは少ないはずです。

 

もちろん、大きい声には出さなくてもいいのですが、

問題を解くとき、センテンスを書くとき、

ほんの少し意識して必ず声に出すようにしないと、

英語のテストだけが良くても喋れないという

問題が出てきてしまいます。

 

なぜ「絶対音読」

 

それは、英語をしゃべることに対して

どんどん壁ができてしまうから。

 

言語は使わないとあっという間に

忘れてしまいます。どんなに単語を知っていても

どんなに正しいフレーズが頭に入っていても、

それを使って話すということをしていないと、

急には口から出てきません。

また、小学生までは結構英会話で

きれいな発音だったのに、中学に上がった途端に

カタカナ英語になってしまう生徒さんもいます。

それは明らかにネイティブ音を聞いて

アウトプットするという機会が少ないからです。

 

どうしてもクラスの日常日本語で聞こえてくる

カタカナ英語のほうが耳に入ってきますし、

それを自分も口にしているので、とっさに英語での

発音が出てこなくなります。

 

どうやって音読を日常化する?

 

これは自分で英語を勉強する際は

「こうする!」と決めるしかないんです。

例えば、

「英語の宿題をやる前に、

教科書を最初のページから今習っている

ところまで音読してから始める」

 

「英語の勉強に入る前に、今の

英検レベルのリスニングCDを

聞きながら真似て音読するのを10分

行う」

 

「寝る前に必ず日記のように、

今日の出来事を声に出して言ってみる」

 

などです。

 

私の生徒さん例

 

私の生徒さんの例でいうと、

毎日英検の単語やセンテンスを

音声で送ってもらう課題を出しています。

 

自分でやろうと決めても誰からも

確認されないと甘くなるものです。

出さなくてはいけない状況ですと

毎日音読しなければなりません。

 

また、中学からオンラインレッスンを

受けてくれたKちゃんのお話です。

英語が全く初めてだったので、

慎重に導入していきました。

課題は「教科書を読むこと」

細かい発音チェックと日本語の音との違いを

説明しながら、毎回かなりの量を読んでもらいました。

英語の音とはどういうものなのか、

単語で読むのとフレーズで読むときの違いは何なのか、

中学生でしたので英語のしくみや音声についての

指導をしながら行い、その後に基礎的な文法を

学ぶ形でした。

彼女は音読を楽しんでくれて、教科書の本文を暗記する

事も多く、1年生の最初の英語暗唱大会で2位、2年と3年では

1位を取れるほど発音のきれいな英語コミュニケーションできる

ようになりました。

お母さまが言っていた言葉で印象的なのが、

「どこへ行っても英語をブツブツ話している」

「暗唱大会の数か月前は毎日大きな声で喋っている」

と常に声に出す勉強をしていたことです。

彼女は最初に

「英語」=「声に出して学ぶもの」

ということを学んだので、

それ以降も自分で英語のDVDを観たり、

海外のYouTubeを観たり

洋楽を聞くことでさらに英語力を

アップしていきました。

 

まとめ

 

英語の勉強を静かにもくもくと

やっている中学生のみなさん

要注意!

自分なりのルールを決めて

「声に出す勉強法」を

取り入れましょう!

 

ストアカ

Kobayashi Taeko

英語絵本音読メソッドでわが子を高い英語力を育てる!


ストアカ


ストアカ

Kobayashi Taeko

英語絵本音読メソッドでわが子を高い英語力を育てる!

 

-英語教育
-, , , , , ,

Copyright© 妙子先生日記 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.