


あべりあ子供英会話



先月から今月にかけて、職業に関する単語をクラスで行い、
実際に「将来~になりたいです!」という文の練習をしました。
「文を作る練習だから実際なりたいものじゃなくていいよ」と
前置きしても あべりあの子供達は、ほとんどみんな恥ずかしがらずに
「~になりたい」と発表してくれます。
もちろん、発表に関して「えーーー!」と非難する子もいませんし、
笑う生徒もいないので自信を持って発言できると思うのですが、
生徒ひとりひとりに今の気持ちをずっと持ち続けて欲しいと
思っています。
大きくなるにつれて、何をやっていいかわからない・・何になりたいのか
わからない・・・とりあえずどこかに就職して・・・
が多い現在の状況ですが、小さい頃は夢でいっぱいのはずです。

もちろん途中で方向が変わってもかまわないし、夢が変わるのもいいと
思います。
ただ、「これが今一番好き!」と思えるもの「こういうふうになりたい!」と
いう欲を常にもっていて欲しいし、それを子供がいつでも言える環境で
あってほしいと思います。
子供が夢を語ったとき、周りの大人は真剣に聞いてあげましょう。
決して笑ったり、あからさまに「無理」と言ったりせず、どうしたら
その夢に近づけるかお話しましょう。
娘の例ですが、噴出してしまいそうな夢をよく語ってくれますが、
笑いをこらえてでも真剣に聞きます。
4歳のころは、お人形ごっこで「包帯」を巻いてあけるのが好きな時期に、
「お医者さんになりたい」と言っていました。
その時は、お医者さんにもいろいろ種類があるお話や友達のお父さんの
例をお話しました。
その後、「キャンディー屋のおばさん」(お姉さんじゃなく
)
になりたいといって、どうやったらお店が開けるのかしつこく聞かれました。
さらに
「調弦の人」(バイオリンの)
「プリンセス」
「動物園の園長」
「動物のベビーシッター」
「浅田真央ちゃん」
「宝石屋さん」
と続き先週のノートには
「大きくなったらバイオリーナ」になりたいです。
とのこと。
バイオリンのコンサート続きですっかりバイオリンモードでしたが、
大好きなバレエのバレリーナと一緒になってしまったようです。
もちろん後で直してあげましたが・・
「どうしてバイオリニストになってみたいの?」と聞くと、
「お客さんがニコニコして拍手してくれるから。そうすると
すっきりした気持ちになるの。あとうっとりした顔で聞いてくれると
嬉しくて頑張れるから。
それに、ドレス着て弾けるし、お花持ってきて{アンコールぅ}って
言ってくれたりするでしょ・・・・・・」と
まだまだ続く、夢のお話でした。
