前回に引き続き、イラスト編を見ていきましょう。
イラストBはパッセ―ジ下の右側の
イラストで、下記のような吹き出しのある
絵になっています。
どんな状況か英語で説明できるかどうかを
問われるので、こちらもパターンをしっかり
覚えておきましょう。
吹き出しに×があるケース
「~なので~できない」
「~です、なぜなら~だからです」
という文章をイメージできるイラストに
なっています。
He(She) can't ~because~
という文が一番覚えやすくていいかもしれません。
他にどのような例があるかというと
「彼女はかぎがないので家に入れません」
「彼はお財布を忘れたのでジュースが買えません」
「彼はけがをしたのでサッカーができません」
「彼女は席が空いていないので座ることができません」
日本語を見たときに状況をイメージしながら
すぐに英語で説明できるように練習しましょう。
ここでのポイントは自分が思いついた
日本語フレーズを直訳できなかったときに
他の言い方、表現が思いつくかです。
おすすめの練習法
ここでおすすめの練習法は
直訳法をするよりはイラストを見たり
情景をイメージしながら練習するのが一番です。
外を歩きながら見るものすべてを
つぶやいてみるのもいいトレーニングになります。
例えば
スーパーでお菓子を買ってもらいない女の子が
泣いていたら
「彼女は泣いています、なぜなら飴がかえないからです」
という文をすぐに言ってみる。
雨降りの中、コンビニの前に立っている男と人を
見かけたら
「彼は傘がないので、家に帰ることはできない」
というふうに
英語脳にシフトしてセルフトレーニングを
習慣にします。
吹き出しに×がないケース
こちらは
「~なので~したいです」
「~するために~したいと思っています」
のような文になることが多いです。
例えば
He (she) wants to ~ to~
状況によっては
because をつかって、理由を説明した文も
大丈夫です。
一つ例を見てみましょう。
*男の子が窓辺で雪がふる景色をみています。
吹き出しでは雪だるまを作っている男の子が描かれています。
この状況から
「男の子は庭に雪が積もっているので雪だるまを作って
遊びたい」と思っていることが想像でき、
それをいかに自分の知っている単語、文章で伝えるか
考えます。
解答A:He wants to make a snowman because it is snowing.
(彼は雪だるまを作りたいです、なぜなら雪が降っているから)
解答B:It is snowing, so he is thinking of making a snowman.
(雪が降っているので、彼は雪だるまを作ることを考えています)
どちらでも大丈夫です。
一番やってはいけないのは、
「庭の雪」ってなんていうんだろう!
「庭が雪に覆われています」が思い浮かばない!
「雪が積もる、、、の積もるって?」単語がわからない!
など、細かい直訳にこだわりすぎて全く
文が作れなくなってしまうこと。
英検では、喋らないとそのパートはO点になり
ますので、説明が苦手な状況のイラストでも
無言になってしまうことがないよう
とにかく何かしら自分で
伝えるようにしましょう。