他の国の人たちから見た日本人の英語、
どのように感じているかを話している動画です↑
留学していた頃、たくさんのアジア人に出会いましたが、
一見日本人かな、と迷うような学生でも
話すとすぐに日本人かどうかわかるという
特徴がありました。
日本人の英語はとてもソフトで柔らかく
声も小さいです。
たぶん自身のある・ないが、声や表情に出てしまうのだと
思います。RやLの発音が苦手そうな部分や
日本語英語(カタカナ英語)が出るとすぐにわかります。
一方、台湾や中国の学生は、流暢で
はっきり・しっかり発音している人が多く
堂々と話していました。
それぞれの国の言語の特徴から
アクセントのクセがあるのですが、
韓国、インドネシア、イエメン(アラブ方面)
の初歩の方の英語は
かなり違った音に聞こえて面白かったです。
でも色々な国の英語に触れることで、
お互いの国の英語アクセントが
受け入れられるようなります。
話の内容から意味を推測する努力も
しますし、自分の英語が完璧でないことも
受け入れながらコミュニケーションとるようになります。
そしてこちら↓
Atsuさんという方は、かなり英語がお上手にもかかわらず、
自分の英語を評価してもらうというチャレンジをされています。
この気持ち、私はすごくわかりますし常に成長するために
いいことだと感じていますが、
海外の方にとっては
不思議に思われることが多いです。
なぜかというと、そこまで英語を完璧にしなくても
「英語」はあくまでもコミュニケーションツールなので
気にすることはない!と思っているから。
とくに多国籍のアメリカにすんでいたころは、
いろんな英語が飛び交っていたこと、
アクセントがあってあたりまえなことに
とても衝撃でした。
自分が英検CDなどで聞いていたきれいな英語だけではなく、
それぞれの国の特徴ある音で英語をはなしているのですが、
しっかり相手に伝えようとする気持ちが合って、
お互いわかれば何も問題ないわけです。
少しでも完璧に話したい!と感じさせるのは、
日本の英語教育に原因があります。
日本では英語で頑張ってコミュニケーションできる人や
プレゼンでうまく表現できた学生よりも
ペーパーのテストが98点100点の生徒の評価が
高いわけです。
そうすると、自分の英語が下手だから
そこが評価されていないと心のどこかに
ずっと残ってしまうのです。
英語で伝えることに自信がなくなり、
完璧でなければ
笑われるのではないか、
伝わらなくて嫌な顔されないか、
そのような感情まで出てしまいます。
本来言語の学び評価はペーパーだけでは
ないのですが、日本の英語教育が
まだまだそこに気づいていない部分があり、
また評価する先生にとっても
数字で表されたほうが楽という点が
あるのかもしれません。
ちなみにホームバイリンガルの生徒は
数字だけで評価をしませんが、
あえていうなら全員100点。
でもそこから120点150点いくように
それぞれ目標に合わせて
調整していきます。
自分の英語にOKが出せるようになると
きっと自信につながります。