今年に入ってから二人のイギリス出身の先生と
レッスンをしました。
今回あらためて感じたのは、
考え方にも行動にも自由な人が多いこと。
日本に長くいるとそういう感覚も
忘れてしまいそうですが、アメリカに4年間
住んでいた時は自由に引越しをしたり
アメリカから他の国へ行ったり
行動範囲も広く、考え方や受け止め方も
オープンだったと思い出しながら
懐かしくなりました。
ジュディー先生
女性のイギリス人の先生は
リバプールというイギリス北西部出身でしたが、
なんと、寒いのが苦手という理由で
現在南アフリカに在住でした。
日本だったら結婚してこども四人いて
仕事もしていたら、簡単に違う国へ
お引越しと考える人は少ないですよね。
せめて子供が大きくなってから、
夫の仕事の目途がついたら、
老後夫婦で、、、など
あれこれ考えるほうが多い気がします。
その先生にしてみると、
「そんな考えてばかりいたらあっという間に
年をとちゃうわ」
人生はあっという間なので思ったら行動なのだそうです。
タイラー先生
タイラー先生は現在イギリス在住の方でした。
旅行が好きで、仕事でもいろんな国に住んでいた
ようなので、こんな質問をしてみました。
「私は海外へ行くと温泉やお寿司が恋しくなるけれど
タイラーは一歩外へ出るとイギリスの何が恋しくなる?」
すると少し迷ったように考えて、
「僕は南アフリカで育って、その後ドイツに8年住んで、
それからからカナダに10年住んでいたんだ。
そしてその後ハワイに数年住んで、、今は
結婚して双子の赤ちゃんがいて。。。」
というわけでイギリスにずっと長くいたわけでは
ないので、特にないようでした(笑)
あえて言うなら、イギリスの家(住宅環境)と
いっていましたが、どの国にもいいところが
いっぱいあるし、魅力あると感じた国が見つかれば
すぐに引っ越すそうです。
日本にとって当たり前のことが
海外では不思議なこと
私たちが普段当たり前に感じていることが
海外の人たちにとっては珍しく
感じることがあります。
たとえば、日本では両親、祖父母、ご先祖が
日本人といってもそんなに珍しくないのですが、
一歩外に出ると、とても珍しいことなんです。
色んな国を自由に行き来して暮らしている人も
多いので国際結婚も多く、育った国も
一つではない人が本当に多いです。
私の知人は、アメリカで知り合った友達に
「親はどこの国出身?おじいちゃんは日本人?」
というようなことを聞かれると言っていました。
日本にいると見た目がハーフでない限り
そのような質問をされることが
少ないと思いますが、海外へ行くと
ご先祖代々日本人は
とても珍しいことなのです。
これからますます英語が重要になる
これからどんどん便利な世の中になり、
簡単に翻訳できるアプリも
出てくると思いますが、
やはり英語は直にコミュニケーション
出来たほうが相手の感情も直接
感じられて親近感も増すので、
英語はやっぱり話せたほうがいいです。
私の知り合いは、アジアに興味があり色々旅したいと
言っていました。
迷わず日本のいいところを伝えて、おすすめしたら
「日本もいいけれどアジアに旅行するなら
英語の通じる国がいい」とのこと。
日本はまだまだ英語が通じない国と認識されています。
日本でももっと自由に英語コミュニケーションが
出来る人が増えて色んな国の人と
交流が持てたら視野も世界観も広くなり、
それが子どもたちの教育や将来にいい影響を
与えると信じています。
英語はこれからますます重要になります。