過去問の取り組み方とポイントを
ご紹介します。
ホームバイリンガルの生徒さんたちには
英検本番約1か月から2か月まえに
最新の過去問を
全体を通して解くようにお声がけしています。
理由としては
・全体の流れをつかむため
・強化する部分を知るため
・しっかり本番を意識するため
です。
理由1:全体の流れをつかむため
英検1,2か月前までは、部分的に取り組みます。
例えば英単語毎日10個暗記&音読+長文、
英単語毎朝3ページ&夜に復習+リスニング
など、それぞれのペースで計画を立てて進めていますが、
本番が近くなったら、全体の流れをつかむためにも
何度か通して問題を解きます。
中学生さんは、学校のテストが近くなるとそちらが
優先になるので、時間のある夏休みやゴールデンウィークなど
余裕があるとき行います。
理由2:強化部分を知る
全体を通して行うと、自分の弱い点がわかります。
筆記の熟語部分なのか、長文なのか、
リスニングが思った以上に改善できていないなど、
自分の現在地を再確認できます。
理由:3 本番を意識する
全体を通して行うことで、本番を
しっかり意識することができます。
思た以上に時間がかかると感じるのか
作文パートにはどのくらい時間が
必要なのか、それぞれ感じることが違います。
本番の日程も再度確認し、逆算してまた
プランの見直しをします。
効果的な取り組み方は?
・5級、4級は通しで行う
・3級以上は部分的に時間をはかる
・1つの過去問に3日かける
5級&4級
時間も比較的短いので、1か月前に一度
本番同様時間を意識してスコアを出してみましょう。
3級以上
3級以上は作文が入ります。
時間も長くなるので、
「今日は筆記」「明日はリスニング」
または午前と午後に分けてもいいので、
ある程度区切りで時間をはかってやりましょう。
作文は配点が高く、合格率を左右します。
自分は何分で書けて見直しにどのくらいかかるか
しっかり知る必要があります。
3日かける
一番やってはいけない過去問の取り組み方は
「ただ解いて終わり」
というやり方。
「何問解けた!」
ということだけに意識が向いて
振り返りをしないのは
とてももったいないやり方です。
筆記が90%余裕で出来ているのであれば
問題ありませんが、級が上がるごとに
単語がむずかしくなるので、1日でわからなかった
単語を全部覚えるの大変です。
英検サイトにある最新の過去問は解説がなく、
単語などは自分で調べて確認する必要があるので、
数日かけて見直しをすることになります。
リスニングも一度だけではなく、間違えたところは
なぜ聞き取れなかったか、どこで
間違えた解釈をしたのかしっかり自己分析
しながらすすめることが大事になります。
ホームバイリンガルでは、
過去問をやる際、
本当に内容を理解して解いているのか、
訳を確認しながらすすめています。
マークシートなので、
勘で解ける部分も多いのですが
自信をもって点につなげるためには
しっかり理解して選択する必要があるからです。
夏休み、まだ2週くらいある生徒さんが多いと思いますが、
最新の過去問に取り組みながら,
しっかり自分の現在地を意識して
本番にそなえていきましょう!