今日は、先日いただいたご質問についてお答えしていきます☆彡
質問
「うちの子は英語でも日本語でも書くのが苦手です。
無理やりでもやらせたほうがいいですか?」
これは何歳のお子さんかによって違ってきます。
私は個人的にも、「苦手なこと」や
「できないこと」にフォーカスする
よりも得意なことを
どんどん先にのばしてあげたい
という気持ちが強いのですが、
年齢やレベルによっては、やはり
「書き」をしっかりいれていかなくては
なりません。
なぜかというと、5年生ごろになると
急に勉強が難しくなり
中学、高校へあがると
とにかく
たくさん書かなければならない
機会が増えます。
中学では提出ノート(毎日自分で決めた
勉強を数ページやる課題)や
日記を習慣化させれますが、
「書く」ことに苦手意識があると、
簡単な日記数行でも時間がかかって
しまったり、字が粗末になりがちです。
最小限、書くことに慣れていないと
急にエンジンをかけることは難しく
ずっと苦手意識がついて回ります。
年齢別writing導入の目安
幼稚園児
英語の学ぶ順番は
「聞く」⇒「話す」⇒「読む」⇒「書く」
で「書き」は一番最後になります。
今は、早いうちから英語スクールに通う
お子さんも多いのですが、幼稚園児は
強制する必要はありません。
ただ「文字」に興味をもっている
場合は、クレヨンやマジックなど
力を入れなくても書けるもので
「線引き」のworkbookなどを取り入れると
いいでしょう。
7歳前後で英語をスタートした場合
小学校へ上がるころは
ある程度「書き」のワークを
取り入れる必要があります。
書く量はあまり多くなくても
構いませんが、少しずつ増やして
基本的なアルファベットや
3語の単語(dog catなど)自己紹介などは
書けるようにしていきます。
この時期に、「丁寧に書くこと」「正しく書くこと」
を習慣化させると
後で本当に楽です。
高学年になるとクラブや委員会など
忙しくなったり、他に
興味のあることがたくさん出て
くる可能性があるので、
時間にある程度余裕がある時期に
しっかり「書きの基礎力」をつけていきます。
「書きのスキル」には個人差があるので、
出来る子には様子をみながら
少し多めに取り入れることも
重要です。
10歳以降で英語をスタートした場合
英語の場合は、とにかく先にたくさん聞いて
たくさん喋ることが優先ですが、
もしお子さんが小学校高学年や
すでに
中学生の場合は、ほとんど同時に
4技能いれていかなくてはなりません。
また英検を見据えたレッスンでは
3級以上で出題される「作文」に
対応した内容になるので、
必然的に「書き」を入れていきます。
ある程度話せるようになったフレーズや
自己紹介など、
「発音」と「文字」が
一致するように読みながら書いていきます。
書きながら思考過程を確認すると
思わず発見があったり、記憶に残りやすく
なります。
例えば
「夜=ナイト」でわかっているけれども
センテンスで書いてみたら「night」で読まない「gh」
が入っていることに気づいたり、スイミングは
「swimming」で「m」が2つ入っていることを
覚えます。
そして他に同じような読み方をするものはないか
考えてみたりすることもあります。
中学へあがる前までには
ある程度「書くこと」に
抵抗がなくなるよう
習慣づけていくことが
とても大切です☆彡