【多すぎる教材は逆効果】
英語絵本音読メソッドの教材は英語絵本と
フォニックスがメインでとてもシンプルですが、
教室や塾によっては教材や問題集が
たくさん用意されているところもあります。
また書店に行けば、おすすめランキングに入っている
ワークブックを「子どものために!」と
ついまとめて購入することもあるでしょう。
最近のテキストやワークブックは
本当によくできているので、欲しくなるのも
わかりますが、本人がこなせる量をはるかに
オーバーしてしまうと学びの妨げになることが
あるので少し注意が必要です。
【教材に囲まれるデメリット】
多すぎる教材は逆効果になりがちな理由は
大きく分けて次の二つです。
・結局使いきれない
以前娘が通っていた塾でも、使いきれない教材を事前に
購入しなければならないことが多く、
とても疑問に思うことがありました。
もちろんその教材はとても充実していて
申し分のない内容のものも多いのですが、
上手にすべて使いきれている人は
そんなに多くないのではと感じます。
兄弟で使えるからという理由で高額教材を
一度にまとめて購入するケースも時々聞きますが、
実際は兄弟姉妹でも好みや性格が違うこと
で結局使わないことが多いという話を
聞きますし、親が先生役になることで
間違った使い方をすると子どもの
やる気が失せてしまうことも多いのです。
・やった気分になる
内容の充実したテキストやワークブックに囲まれると
それだけで半分できた気分になることがあります。
私は仕事上たくさんの教材を取り寄せますが、
全部のテキストを隅々まで使うことは
ほとんどありません。
教える立場の講師や専門家でさえ、
限られた時間にたくさんの教材をこなすのは
至難の業なのです。
私の場合、生徒に合った1冊をメインに決めたら
他は補助的に必要な部分だけ使用します。
でも子どもたちはどの部分を補助的に使って、
そのテキストを隅々まで完璧にこなしたらいいか考えたり
プランを立てたりするだけでも時間がかかってしまいまうのです。
机に上に教材がたくさん並んでいるだけで
満足してしまわないよう注意する必要があります。
【できる子は教材が少ない】
実際に私の生徒さんたちの中でも
しっかり結果を出せるお子さんは、
本当に「これ」と決めたものだけを
こなしている特徴があります。
よくできるできるお子さんのお母さまがたに、
どのように英語を勉強してきたか
聞く機会も多いのですが、「○○しかやっていません」
「○○と○○のみです」「先生がすすめたものだけです」
というお返事がとても多いです。
謙遜されて言っているようにも聞こえますが、
実際本当にいいと思ったものだけを
正しいやり方でシンプルに継続して
行っているケースが多いと感じます。
まとめ
最後に
英語教材はたくさん買い込むのではなく
小さいうちは音源付きの
英語絵本とフォニックスメイン。
年齢が上がるごとに
目標やレベルに合った
文法ワークや
英検対策問題集など少しずつ
追加して
取り入れていきましょう☆彡