耳がいい時期にはじめよう

子どもがCMの曲をすぐに暗記できるのはなぜ？

子どもたちがCMで流れた短いメロディーを

そっくりそのまま真似て口に出しているのを

聞いたことがありませんか？

スーパーで繰り返し流れる曲も同じように

すぐに暗記して真似ることができます。

大人でも耳に残るものはたくさんありますが、

子どもに比べて正確ではなく

曖昧なことが多い気がします。

【耳がいい】

子どもは大人に比べてとても耳がいいと

いわれています。

人間の耳が聞き取る周波数について研究した

フランスの耳鼻科医とマティスは、

「人は生まれたとき、それぞれの言語が発する周波数

すべてに耳が開かれているが、成長と共に

いつも聞いている周波数にしか反応しなくなってしまう」

と説いています。

日本語だけ聞き続けた環境の

大人よりもはるかに幼い子供のほうが

聞き取る力が優れているのがわかります。

【自然に繰り返す】

子どもはリズムのいい音や曲を

耳にすると反射的に真似をしたくなります。

そして一度おもしろいと感じると

繰り返し口に出すことも多くなります。

一時期ピコ太郎さんの「I have a pen」が

流行った時もずっと言い続ける子どもたちが多かったですね。

この聞いたことをそっくりに真似て繰り返す

アウトプット法が言語習得にとても役に立つのです。

このような原理をうまく利用して

英語絵本音読メソッドでは、

耳のいい時期にたくさんインプットとアウトプットを繰り返し、

楽しく学習するのがベストだと考えています。

ある年齢を過ぎるとアウトプットが

恥ずかしい時期に差し掛かります。

学校英語の成績・点数だけを目標にするのであれば

インプットメインでもある程度成果はあがりますが、

これからの時代、英語は話せてコミュニケーションを

とれたほうが楽しくてメリットも大きいのです。