【高学年からのフォニックス】
全く英語が初めての高学年のお子さんは、
いきなりフォニックスの歌やチャンツから
入らず、分かりやすい説明から入ります。
日本語と英語では音の特徴が違うことや、
つなげて発音すると
全く違った音に聞こえること、
その特徴を知らないと
聞き取れないことを
例をあげなから伝えます。
例えば、「アップルパイ」や「ヨーグルト」
「チョコレート」など簡単な単語でさえ、
実はネイティブと同じように発音するのは
難しく、通じない場合が多いのです。
本人が英語だと思って
発音している音が実は
通じない英語に
なっている場合が多いことに
気づいたら
ネイティブと同じように
発音するにはどうしたらいいか、
なぜフォニックスを学ぶ必要が
あるのか伝えます。
すでにこれまでフォニックスの
導入ができているお子さんは、
発音や書き取りのチェックをし、
苦手な音や曖昧な部分があれば補足をし、
特になければ多読を意識しましょう。
フォニックスがわかるお子さんは
一人で英語絵本が読めるので
難易度を少しずつ上げながら
音読することを課題とします。
ポイントは二つ。
少しずつ語彙数の多いものに
変えてみることと、
いろんな分野の読みものを
試してみることです。
全部の単語がわからなくても
前後のストーリーで
大まかな意味がわかるようになると
さらに前進できます。
それに慣れていくと
学校の試験や
英検などでも長文が得意になります。
また、フォニックスが良く
理解できているお子さんは、
リスニングの力もかなり
ついているはずです。
まだ英検を受験したことがなければ、
英検5級や4級の
リスニング問題を解いてみましょう。
もし聴きとれていない
フレーズがあれば
原因をしっかりみつけて
補足していきましょう。