have to は「~しなければならない」
と習います。
一語で表す言葉は?と聞かれたら
mustと答えるでしょう。
そして
need to 「~する必要がある」
を習うと
これらの違いは何なのか、
使い方やニュアンスの違いは
あるのかという疑問が出てきます。
どのような違いがあるのか
例文を参考にしながら
見ていきましょう。
have toの使い方
I have to go=行かなくちゃ
I have to study=勉強しないといけない
など「have to」には
少し嫌々なニュアンスが含まれます。
「帰りたくないけれど、
帰らないといけない」
や
「今勉強したくないけど
やらなければならない」
といった感じです。
mustの使い方
中学でのテストでは
「have to」を同じような意味で
表すとmustになる、
と習います。
同じように
「~しなければならない」
と訳して問題はありませんが、
mustのほうが
よりやらなければならないという
決意が表れています。
例えば、
お母さんが体調崩して
自分が手伝いをしないと
家族が大変な時、
どちらの使い方もありますが、
気持ちの面で違ってきます。
I have to help my mom.
では
少し気が進まない感じになります。
I must help my mom.
では
手伝うんだ!という決意が
感じられます。
need to の使い方
need to =「~する必要がある」
は
どちらかというと
mustに近い感覚です。
必要にせまられて
「今やらないと!」と
いう意思のあらわれが
感じられるニュアンスです。
ちなみに
主語をYouに変えてみると
変化がわかるのですが、
I must study・
を
You must study.
にした場合、
命令形に近い
強い言葉になります。
これが
You have to study.
の場合
どちらかというと
アドバイスに近い
イメージです。
まとめ
英語を学ぶときに
英語→日本語
というふうに
直訳するかたちでだけ
覚えてしまうと
使い方を間違ってしまいます。
どういう状況の時に
どんな表現をするのかも
一緒に覚えていきましょう。