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英語のイヤイヤ期?!

投稿日:2022-05-03 更新日:

スランプ状態の子どものサポートは?

英語に限らず、

どの習い事にも言えること

かもしれませんが、

お子さんがスランプ状態になることは

めずらしくありません。

逆にそのような時期がないほうが

めずらしいといっても

過言ではありません。

そのようなとき、

親は感情的にならずに

冷静に受け止め

できることから

対処していきましょう。

 

 

① 原因を知る

なんとなくその日の気分や

疲労度でやる気をなくしているのか、

他に原因があるのか

様子を伺ってみましょう。

小さいお子さんですと

なかなかはっきりとしたことが

分からないこともありますが、

一時で的些細なことの場合もあれば、

本人にとって

苦痛なことがあるかもしれません。

 

あまり理由もなく

数か月乗り気ではない

時期もあります。

なぜかというと、

子どもは新しいことに

興味を持つ傾向があるので

最初の1年、または2年は

とてもはりきっている

ことが多いです。

 

それが一旦落ち着くと

やる気がないように

見えることも

あります。

まずは子どもに話を聞くようにしましょう。

 

お教室の担当先生に相談して、

何か変化がないか聞いて

みるのもおすすめです。

 

単純に宿題が多すぎて一時的に

嫌な場合もありますし、

お隣の席の子と相性が

合わないということもあります。

そのようなケースは

すぐに改善できることが多いです。

 

 

 

私の生徒さんでは、

妹さんが生まれて急に

お母さんが忙しくなったタイミングや

仕事復帰をした時期に

変化がみられるお子さんもいました。

 

お家でお母さんが

忙しくなっただけで?と

思ったこともありましたが、

小さいお子さんはとても

デリケートです。

褒められたい!と思って

がんばっていた部分も

あったかもしれません。

それが、あまり自分に

関心がなくなったのでは。。。と

感じただけで

一時的に気持ちが下がる

場合もあるようです。

 

原因が少しでもわかったら、

少しずつ改善できるように

気づいてあげることが大事。

 

私たち大人の役目でもあります。

私自身、自分の習い事はすべて3年から8年続けました。

楽しかったと感じたこともあれば、

みんなが習ってる違う習い事に

興味を持つこともありました。

 

理由をつけて辞めたいと思ったことも

もちろんありました。

でも、私の場合その場所に行くと

それなりにいつもの自分で

楽しく学べることも多かったのも

事実です。

技術的なこと以上に、

続けられたという達成感や

先生方とのかかわりなど、

長く続けることで

学ぶことや得ることは

とても大きいと感じました。

 

でもその時はわからないものです。

 

私の知人は子どものころに

ピアノを習っていました。

とても上手だとほめられて

育っていたようですが、

ほんの一時的な反抗期で

辞めたいと親に伝え、

あっさり辞めさせてもらった

とのこと。

でも続けてればよかったと

もっと練習すればよかったと

今も言っていましたし、

自分は子どもたちに

ある程度しっかり

継続することの大切さを

伝えると言っていました。

 

大きくなると自分で選択し

決めていくことになりますが、

ある程度の時期までは

親がアドバイスするのも

必要かもしれません。

 

継続することで

いつのまにか

自信につながったり、

将来の何かにつながることも

あります。

経験に無駄はないのです。

 

気を付けなければならない

ことの一つは、

スランプ時期に責めないこと。

 

「最近ちゃんとやってるの?」

「やる気がないならやめなさい」

「この間のテスト悪かったよね」

など否定的な言葉を

かけないことです。

 

目に見えた結果がでないと

お母さんの期待に応えられないと

感じたり、

怒られる前に、

とりあえず宿題だけは

やったフリをしよう、と

知恵を働かせることに

エネルギーを使う場合が

あるからという

理由からです。

(そのようなエビデンスがあるそうです)

 

 

② 明確な目的を決める

 

次の目標値があると、

そこに意識を向けることが

できます。

あまりハードルをあげる

必要はありませんが、

英語だったら

英検を目標にする、

スイミングだったら級をあげる

などです。

でもスランプの理由が

このような試験だった場合は

逆効果になります。

その時には

「区切りのいい〇年生までがんばろう」

と少し様子を見るのもいいかもしれません。

③ 別なことで忙しすぎないかスケジュールを見直す

学年が変わって

忙しくなっていないか、

他の習い事との

両立が体力的に

大変ではないか

一旦スケジュールを見直します。

子どもは好きなことなら、

多少の忙しさも楽しさに

変えられますが

体力的に

限界になっていないか

振り返りをします。

いっぱいいっぱいの

状態の時には、

何を優先するか

話し合ってみるといいかも

しれません。

繊細なお子さんは、直接気持ちを

言えない場合もあるかもしれませんが、

常に気にかけているとわかると

嬉しいものです。

 

④ できるだけ休まない。

 

これには賛否あるかもしれませんが、

子どもは一度リズムをとめると

次に足が向かわなくなります。

気が向かなくても

その場所に行くことで切り替えられ

いつも通りにできる場合も

たくさんあります。

 

少しお休みをするにしても

できるだけ期間が

長くならないようにしましょう。

 

もちろん、お子さんが本当に嫌がっているのに

無理やりというのはよくないので、

そのあたりは慎重にみていきましょう。

 

最後に

「いつまでイヤイヤ期は続きますか?」

という質問に対して。

 

これは本当に「それぞれ」なんです。

 

「うちの子何か月で歩きますか?」

「何歳で英検5級とれますか?」

と聞かれても個人差があるように、

はっきりお答えできないのが

質問の答えになってしまいます。

 

 

変化に気づいて対処できる

ことは対応する。

 

できるだけ

学習リズムを崩さず

継続する。

 

お休みする際は

お家で軽く英語に

触れる機会をつくる。

(忘れるのも早いので)

 

周りの大人が

サポートする。

(できないことを叱ったり、

すぐにやめさせたり、逆に無理やり

継続させたりしない)

 

そして

がんばっている

お母さま方も

心配しすぎたり

自分を責めたり

しないようにしましょう。

 

イヤイヤ期は

だれにでもあり、

その経験を通して

親も子も成長します。

 

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