アルファベットポスター活用法
<メリットは?>
英会話スクールや学校で、
必ずお見掛けするアルファベットポスターは
英語環境づくりかかせない必需品アイティムです。
なぜこのポスターが効果的なのでしょう。
その理由として挙げられるのは、
子どもは大人にくらべて記憶力がよく、
「カメラ脳」と
よばれる右脳が活発だから。
9歳前後までのお子さんは、
カメラのように全体的なイメージで目に入ったものを
とらえる特徴があるので、
そのような時期にアルファベットの形を
たくさんインプットしておくと
英語学習にとても効果的なのです。
<どのように使う?>
普段聞き流しているアルファベットソングや
フォニックスソングを
時々指さししながら
聞いたり歌ったりします。
耳と目から入ることで
音と文字が位置し、
より定着しやすくなります。
また、子どもポスターに興味を
もったタイミングで一緒に
アルファベットやイラストを
発音するのも大丈夫です。
フォニックスがある程度
理解できているお子さんには
「Aで始まる単語を教えて(Tell me words that begin with A)」
と言って、ポスターについていない
単語を引き出していきます。
ランダムに聞いたり、
Bを指さしながら「ぶ、ぶ、ぶ・・・」
と出だしの音を言って、
Bで始まる単語を言うように
うながすのもいいですね。
あくまでも、テストっぽくならないように
気を付けながら
親も一緒に覚えるつもりで
聞いていきましょう。
ポスターを使って必ず何かしないと!
と力を入れることなくても、
常に目に入るところに
英語があると
子どもの記憶に残りやすいものなので、
ぜひ取り入れてみましょう。
また、ライティングを
導入している時期には、
イラストや単語が一切入らず
大文字小文字と書き方だけが
シンプルに書かれたポスターもおすすめです。
私はお教室にカラフルなものと
シンプルなもの2枚貼っておりましたが、
書き方を確認するために
ポスターの近くに駆け寄る
生徒さんもいましたが、
決まってシンプルなポスターのほうでした。
<貼る場所>
・リビング
・お風呂
・子ども部屋
*自然に子どもの目に入る高さにしましょう。
<おすすめのものは?>
・大文字小文字両方ついているもの
・単語とイラスト付きのもの
・色がカラフルなもの
・発音ルビが書かれていないもの
・大文字小文字+書き方
*いろいろな意見があると思いますが、
私個人の意見として、
発音記号やひらがなルビのないものを
おすすめしています。
特に0歳から9歳前後のお子さんには必要がなく、
耳から入った音とアルファベットの音を
一致させるほうがよりネイティブ音に
近い発音につながると思っているからです。
日本にはカタカナ英語があふれていて、
英単語より日本語のルビのほうが
目に入りやすくなる場合もあります。
発音記号についても賛否ありますが、
9歳までのお子さんには耳から覚えてもらい、
どうしてもまぎらわしい発音や
記号の方が覚えやすいと感じたら
その時に学んでも遅くはないと思います。
最後に
<どこで買える?>
100円ショップで売っているものもありますし、ネットで購入できるものもあるので、いくつかご紹介します。
【学習ポスターアルファベット・くもん出版】
サイズ 51×4.2×2.8 cm
https://www.kumonshuppan.com/stationery/stationery-syousai/?code=54704
【おふろでレッスンABCのひょう・くもん出版】
サイズ 50×71cm
https://www.kumonshuppan.com/stationery/stationery-syousai/?code=54355
【ディズニー英語システムABCポスター・無料サンプル】
サイズ 51.5×51.5cm
https://world-family.co.jp/sample/
【チャート Alphabet・CTM社】
https://www.ctm.co.jp/item/13429.html
*こちらはイラストや単語は一切なく、大文字小文字と書き方が記されています。