3月21日は春分の日。
日本では春分の日を前後3日間
挟んで7日間を
「お彼岸」と呼ばれていますね。
そして、お彼岸に食べる代表的な食べ物として
「ぼたもち」があげられます。
英語では何ていう?
「ぼたもち」や「おはぎ」は
日本の食べ物なので、
「SUSHI」や「TEMPURA」と同じように
「WAGASHI」となります。
材料については
「The most commonly used ingredient in
Japanese sweets is beans, which are the ingredients for bean paste.」
(和菓子でもっともよく使用される材料は
餡となる豆類です)
という説明になります。
「ぼたもち」と「おはぎ」の違いは?
もち米とうるち米を炊いて混ぜ合わせ、
あんこで包んだぼたもちとおはぎ。
基本的にどちらも同じ和菓子だと言って
過言ではありません。
ただ、3月のお彼岸に食べるものを
「ぼたもち」
牡丹の花が咲く時期に食べられる
和菓子だからと言われているようです。
また、ぼたもちはこしあんを使われると
言われています。
冬越しした小豆はつぶして
滑らかにするからのようです。
9月のお彼岸には、「おはぎ」と
呼ばれています。
萩の花が咲く時期、室町時代の宮中に
使えた女性たちが使用した女房言葉から
「はぎ」ではなく「おはぎ」と
「お」をつけて呼ばれるようになったそうです。
秋に収穫された取れたての小豆は
やわらかいので、皮ごと使った粒あんを
使用されます。
英語ではどう表現する?
あんは英語で
「red bean paste」や「sweet red bean paste」と
いいます。
こしあんは「smooth sweet bean paste」、
つぶあんは「mashed sweet bean paste」です。
ぼたもちとおはぎの食べられる時期の違いを
説明する際は
「Botamochi is eaten during the spring equinoctial week,
and Ohagi is eaten during the fall equinoctial week in Japan」
となります。
余談ですが、
地域によっては、もち米等を半分つぶすことから
「半殺し」と呼ぶところもあるそうです。
もち米等を全部つぶしてしまうものを
「みなごろし」と呼ぶのだそうです。
さらに、
もち米の状態ではなく、
あんこのつぶし具合から、
おはぎ(つぶあん)を半ごろし、
ぼたもち(こしあん)をみなごろし
と呼ぶ地域もあるようです。
春分の日は、この世とあの世がもっとも
近くなるともいわれています。
ご先祖様に感謝しながら
おいしいぼたもちをいただいて
みるのは
いかがでしょうか。