プライベート

マゼラン クロス

投稿日:2019-04-14 更新日:

 

フィリピンに上陸した冒険家、マゼランが

1521年に造ったという木製の十字架が

収められている六角堂。

 

数百円ほど払って自分の名前を伝えると、

黄色いスカートに白いシャツの女性が、

ろうそくを持ってお祈りをしてくれます。

 

結構長い間、お経のように唱えては

束のろうそくを上下に振ったり、

時々私の名前が聞こえたり。

 

でも、おばあちゃん、お釣りを

間違えていました。

 

数十円くらいのお釣りを

催促するのもどうかと思ったり、

本当に計算ができずに

間違っていたらかわいそうだから、

あえて言うのやめようか

迷っていると、

現地の方、すかさず「ちゃんとお釣り渡して」

と伝えていました。

 

もしかしたらあやしい。。?

 

 

マゼラン・クロスの周りには観光客が多いので、

ボロボロのTシャツを着た、

ちいさい子供たちが、たくさん寄ってきて

複雑な気持ちになります。

 

 

以前メキシコのティファナに行った時も

同じような感じでしたが、

その子供たちがビジネスとして、雇われて

いる場合があるから相手にしてはいけないと

のことでした。

 

または、本当に貧しい子供だったら、

一人に何かあげた途端に

「あの観光客はたくさんものをくれるかも」と

他の子供たちに伝わり、

20人、30人と集まってくる場合が

あるからぜったいに相手にしてはいけないと。

 

 

アメリカ留学時代に、

ホストファミリーから

「通りすがりの知らない人と目を合わせないように」

と事あるごとに言われていたので、

自然とそういう習慣はついていたのですが、

 

今回のマゼランクロス周辺では、

どこを向いても子供たちと目があってしまい、

ちょっと切ない気持ちでした。

 

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