教える立場の先生が、生徒に対して言ってはいけない言葉。
① 「それ何回も言ったでしょう」「何回言ったらわかるの」
これを言ったら、生徒は質問することに恐怖を覚えます。
何で覚えられないのだろうと自分を責めるようになります。
私だったら同じ間違えをしたと思っても、まったく同じように
説明をするし、それが2回目でも3回目でも繰り返し同じことを伝えます。
それで、生徒さんのほうが以前やったものだ!と気づけばいいこどですし、
まるで初めてのように受け取ったらそれはそれで、その時学べば問題ないはずです。
何度言っても分からない場合は、伝える側の私たち講師の問題。
もっとわかりやすく覚えてもらうような教え方をしないといけません。
② 「はやくして」
それぞれのペースがあるので、問題を解いている最中に急がせないように
しています。もちろん試験は自分で時間を気にして行う必要がありますが、
普段の学びでは急がせてはいけないと思っています。
おっとり派の姪は、中学に上がったときに急に勉強のスピードがあがって
とても苦痛だったと言っていたことがありました。とにかく何をやるにも
時間内に急がなくちゃいけないことが多い。
遠くに住んでいるので、ときどき英語の電話レッスンをしたのですが、
彼女は人の倍以上考える時間がかかり(姪、ごめん!)、いつも
「ちょっとまっててね」が口癖でした。もちろん、
電話でもかなり長い時間待つことが多かったのですが、
今では問題を解くスピードも速く、クラスではいつも
英語がトップで自慢の姪です。
子供の立場にたって、考えればわかることも多いのですが、
今は先生方が忙しすぎて、なかなか余裕がないように思うことがあります。
伸び伸びと学べる子供たちが増えますように☆彡
PS ちなみに娘のイタリア人講師、
たどたどしい日本語で
「コレ、モウ ナンカイモ、イッタデショ!」が
口癖のよう。知っている日本語がそれだから
仕方ないのですが。。。
娘は苦痛真っ最中(笑)
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