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あべりあ子供英会話
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「初めてのアメリカ」第二話です。
高校2の後半、みんな進路について
話し合うようになりました。
進学校でしたので、「どこの大学がいい」とか
「東京に行きたい」とかみんな資料を
持って来てはクラスで見るようになりました。
私は卒業したら、またアメリカに行きたい
と思っていたので日本の大学には興味が
なく、そんな友達の話を遠くから聞いているだけでした。
というのも、初めてのホームステイで
「高校卒業したらこっちの学校へ来なさい」と
言ってくれたホストマザーの言葉を間に受けて(笑)
すっかり行く気になっていたのです。
それでも前回、学校が募集して手続きをやってくれたから
すべてお任せで渡米したものの、卒業したらすべて
自分で手続きが必要になります。
旅行会社に頼めば簡単だったかもしれませんが、
当時全部自分でやってみました。
時差の違うアメリカの語学学校や周辺の
大学を調べてまずは、電話で問い合わせ。
たどたどしい英語で、申し込み資料を送ってもらうよう
お願いし、ホストファミリーとも連絡を取り合い、
準備を進めていました。 時間はかかりましたが、
今となってはいい思い出です。
高校卒業が近くなると、一斉に進路が張り出されました。
私のところが英語で書かれているのを見て、
「これ何県?」「どこの学校?」とびっくりしている
友達が多く、また
「ひとりで大丈夫?」と心配の声が多かったのように
思います。
私は、不安や心配よりも「わくわく感」で
いっぱいでした。
もちろん楽しいことばかりではなく、いろんな
カルチャーショックや挫折があることも
考えず、大張りきりで再びアメリカへ向かいました。