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あべりあ子供英会話
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「初めてのアメリカ」第三話です。
高校を卒業し、
再びホストファミリーとの再会。
感動!
そして今回学校の近くの新しいホストに
お世話になるということで、新たな出会い。
新しいホストは、5ペットルームの豪邸に
ひとりで住んでいる元ローカルモデルの
きれ~な女性。
とにかく部屋が広くて、もちろんプール付き。
カリフォルニアは暖かいので5月から9月まで
泳いでいました。
リビングの中二階には書斎が設けられていて、
各部屋にバスルームがついていました。
ホストマザーは、いつもきちんとしていて
その優雅な雰囲気には女性としてあこがれるほどでした。
まず、美容院でしか髪をセットしないんです。
そして月に2回、木曜日の5:30はネイルサロン。
見るもの、行くところすべて面白そうなので、
いつもついて行きました(笑)
彼女自慢のツーシートベンツで。
それから
週に3回、ウォーキング。
初めて彼女のウォーキングについて行って
驚きました。
「犬のテディーと散歩いく?」
と聞かれて
「もちろん!いきた~い」
と好奇心旺盛な私は、何ももたず
ただただ、森のような閑静な住宅街の道を
ホストマザーと歩き始めました。
最高に気持ちがいい。 普通にリスが
走り回っていて物語の中にいるような感覚。
ところが、30分たっても40分たっても
さらに1時間経っても、家から逆方向に歩き
続けるんです。
さすがに・・
「結構歩いてるけど・・帰りはバス?」
と聞くと
「や~ね~それじゃ散歩にならないじゃない。
それに小銭持ってこないし」
と平気な顔で。
もちろん、1時間かけて戻りました(笑)
当時、私の母と同じ40代なのに・・・こんなに
体力があるものかと驚きました。
そして、自分の娘を持ったことがない
彼女は門限やらしつけの面やら
何かと厳しい。
私は、怖がりで(当時アメリカという国に対しても)
そのくらいのほうが心強かったのですが、
他の留学生は、次々にアパートに移っていました。
たぶん2年弱彼女と住んだのは、
後にも先にも私だけだと思います(笑)
その分、強い絆で結ばれていますので、
日本に招待したり、私の家族をカリフォルニアに
連れていったり、家族ぐるみのお付き合い。
今も、頻繁に連絡を取らなくても
アメリカに行けば
ふらっと遊びにいったり出来る
関係で ずっと大切な第二の母です。