毎回バイオリンのお教室で配られる
小冊子で、バイオリニストになった
方のお母様の手記がありました。
子供が小さかった頃、
先生に
「どうしたら上手にビブラードが
入るようになるのでしょうか」
とお尋ねしたそうです。
すると
「趣味の問題」とお答えし
「よい音を出したいと思えば自然にビブラード
も上手になるし、今のままでいいと思っていれば
それだけの音しか出ない。音楽は理屈ではないから
心の要求がそうさせるのだ」
とおっしゃったそうです。
そのお母様は具体的に、
技術的にはどうしたら
いいのかとまどったようですが、
あらためて音楽的表現の難しさを
痛感したそうです。
ビブラードは、人の指の長さや強さや
感情の込め方で、それぞれ違った音に
なるような気がします。
具体的にあれこれ考えるより、
基礎を学んだらあとは、
弾く本人がいかに表現していくか
なのかもしれません。
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