【#3:お家で英語環境】
以前お教室に通ってくれていたHちゃんママの話。
Hちゃんが英語大好きな時期に、絵本やカードを
出してはそのままにすることが多かったそうです。
出しっぱなしにするとつい、
「早く片付けて」「バッグにしまいなさい」
と伝えていたようですが、ある時期から
それを言われるのが嫌になり、
出すことさえしなくなったそうです。
するとレッスン日と宿題の時しか
バッグを開かなくなりお家で英語に触れる回数も
減ってしまったようです。
Hちゃんママの素晴らしいところは、
「結局親の都合で言っていた」と
反省し、子どもでもすぐに取り出せるような
入れ物に見えるようにケースに入れ、
収納の仕方を工夫してあげたこと。
そしてレッスンに行く日は、それを
バッグに入れ替えるという習慣に変えたとのことです。
【#4:カタカナ英語のような発音を直す方法はありますか】
9歳前のお子さまは、カタカナ英語を直すのが簡単です。
聞いた音を真似するのが上手な時期は、多少カタカナ英語が
入っていても比較的直しやすいのですが、ある程度年齢が進んでからの
カタカナ英語矯正はネイティブ音を2,3000時間以上聞くことを
目標にたくさんインプットしなければなりません。
高学年になると、たくさん聞くよりは文法や規則など
さまざまな英語の特徴を説明しながら学ぶ必要になります。
また、他の勉強や部活中学準備の塾など、忙しくなるので、
「聞く」という時間をたくさんとれなくなるケースが多くなり、
膨大な努力と時間確保が必要になります。
カタカナ英語を直すことは、いつからでもできますが、
比較的簡単に楽しく、あまり時間をかけず自然に直せる時期は
臨界期前の9歳くらいまでといわれていますので、覚えておくといいでしょう。