【#5:英語嫌いになるきっかけは何ですか】
子どもが英語を嫌いになるきっかけ、
大きく分けて3つあります。
①親
②先生
③テスト
そもそも英語に初めてふれるお子さんにとって、
「英語の好き嫌い」はありません。
必ずきっかけがあるはずです。
それを事前に気をつけておけば、英語に苦手意識を
持つ子は断然少なくなります。
①親
がきっかけで英語が嫌いになるケース☆彡
私も含め子どもには高い英語力を!と願う親が多いのですが、
その親がきっかけで英語に拒否反応を示すお子さんがいます。
なぜかというと、英語の楽しさや今後未来にどうつながるかを
上手く子どもにイメージさせられないまま、無意識に自分の
都合だけで英語を上達させようとしてしまうから。
先日会った大学生の例を聞きました。小さいころお母さまから
「英語プログラム教材」を買ってもらったそうです。でも
高額なうえ、上手く使いこなせず親はイライラするし、
子どもは嫌になってくるしの悪循環で結局英語アレルギーに
なったそうです。
最初の英語きっかけを与えるのは親なので、責任重大です。
②先生
がきっかけで英語が嫌いになるケース☆彡
学校英語で初めて英語にふれる生徒さんは少なくなっていますが、
私たち親世代は初めての英語が中学で、先生がきっかけで苦手になった
話をよく聞きます。
これは避けて通れない部分もありますが、
学校英語がスタートする前に英語の基礎や楽しさを分かっていれば、
学校英語で担当の先生と多少合わなくても自学自習で克服できます。
英会話スクールでも塾でも選べるのであれば、「担当する先生」で選ぶのが
一番です。お教室見学や体験では、ベテランの人気先生が体験レッスンをし、
実際お子さまを担当するのが別の先生になることもありますので要注意。
③テスト
語学はコミュニケーションができてこそ、面白さや便利さに
気づくものですが、それを体感する前に細かい文法をテストで評価
されたり少しのミスも許されないような雰囲気になると、
間違いなく英語は嫌いになってしまいます。
英語のテストはあくまでも進度確認のため(年齢によっては子ども自身の
モチベーションのため)で、小さいうちから
点数ばかり追うような英語テストをやり過ぎるのは逆効果です。