【#15:チェックシートで成果はわかる?】
大手の英会話教室で働いていた時に、
チェックシートを使うように言われていました。
3歳児用のチェックシート。
幼稚園児ならどこまでできるといいか、のチェックシート。
クラス分けの為のチェックシート。
小学低学年なら、高学年ならここまでできたら合格、、、と
あらゆることをチェックシートで確認していくやり方です。
それにとても違和感を感じていて、とてもやりにくいと
いつも思っていました。
大人であればある程度当てはめていけばいいかもしれませんが、
子どもの場合はどうでしょう?
兄弟でも性格が違います。
成長の早いお子さんもいれば、ゆっくりペースのお子さんもいます。
ただ、チェックシートだけを参考に
目標を立てしまうと、当てはまらないことにイライラしてしまったり、
やっぱり英語は向いてない!と判断してしまいがちです。
私がお教室を主宰したときには、チェック項目なくしました。
自分なりのその子の6か月後、1年後どこまで伸ばしたいかを計画し、
記録しました。
年齢や英語歴だけに左右されることなく、その子の性格や個性に合わせた
アドバイスや、その時のライフスタイル(学校行事などの都合)に合わせて
すすめていきました。
15年間、保護者のお母さまがたから信頼をいただき、
どの生徒さんも長く継続してくださった
理由の一つだったと思います。
自分だけで英語学習をすると継続できないと感じる人は、
他の誰かのチェック項目に左右され過ぎて自信を失っている場合も
多いです。子どもの可能性は無限大です。
素直な時期に上手に導いてあげれば、しっかりとした
英語力の基礎をつけられるのは間違いありません。
【#16:可愛い子には旅をさせる】
「可愛い子には旅をさせよう」とよく言われますが、
実際に親になるとそれがなかなか難しいことに気がつきます。
とくに娘ともなれば、危ない環境には遭遇しないように
色々調べたりアドバイスしがちですが、
それを先まわってやりすぎてしまうと、
逆に子どもが成長するチャンスを失ってしまいます。
だからこそ、大丈夫だと判断した「旅」はできるだけ
経験させてあげようと思っています。
自分で考える力をつけること。
周りの人たちからのおかげさまでいられることをきちんと感じられること。
心から応援してくれる人の御恩を忘れないこと。
ここぞという時にチャレンジする勇気やパワーが自分にはあること。
こういうことは、親が口で説明してもうるさく感じるだけですが、
経験すると必ず自分の力になると信じています。