a やtheの使い方がよくわからないというご質問を受けます。
とくに初めて英文法を学ぶ生徒さんにとっては、感覚的に覚えている場合も多く
きちんと自分の口で説明できるほど理解できていないことがありますので、
ここでしっかりおさらいしておきましょう。
*目次
1 なぜ冠詞が分かりにくいのか
2 a/anの使い方
3 the の使い方
4 その他
1なぜ冠詞が分かりにくいのか
なぜ、冠詞が分かりにくいか、それは
日本語に「冠詞」が存在しない為、英語のaやtheの存在を忘れやすいのです。
中学英語などで
「これはペンです」を英語になおしなさい
と言われた場合
「This is a pen.」の 「a」を忘れがちです。
なぜかというと、わざわざ日本語で一本の!と書かないから。
ネイティブは「This」を単数の時にしか使わないということを
自然と理解しているのですが、英語を初めて学ぶ生徒さんたちに
とっては、この「a」の存在がとてもわかりにくいのです。
2 a/anの使い方
では、実際にどのように覚えていけばよいか見ていきましょう。
まず、英語という言語には
数えられる名詞の前には必ず「a」か「the」,「my、yourなどの誰のにあたる単語」が入ることを覚えておきましょう。 日本語ではわざわざい会話上で1つか複数なのか言い分けることはありませんが、英語は常に明確にする言語だということ理解する必要があります。
では「a」が使われるときにはどういう時か。
・特定のものではない1つのものを表すとき
例えば、
「I buy an orange.」「I want a notebook.」など、
特定のものを表さず、1つのものをさすとき。
3 theの使い方
それでは、「the」の場合を見ていきましょう。
・theは特定のものをさす場合、聞き手がそれについて知っている場合に使います。
先ほどの例でいうと、
スーパーなどで、特別に仕入れたおいしいオレンジが
一つだけ残っている話題がでた流れで、
「そのオレンジ」がほしい!場合。
「I buy the orange.」(私はそのオレンジを買います)
となります。
会話にすでに出てきていた機能的なノートが欲しいと
言いたいときには
「I want the notebook.」(私はそのノートが欲しい)
となります。
4 その他
その他、
「I am a student.」
「My mother is a teacher.」
など 職業の前にも「a」がつきます。
「I play the piano」など、
楽器の前に「the」をつける
というルールがありますので、覚えておきましょう。
最後に、
「誰の」を表す単語と「aやthe」を一緒に使えません。
「I like your picture.」といいますが、
「I like your a picture.」とはならないので、
注意してください。
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ストアカ
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