日本の教育
日本だけで生活していると、
これまで自分たちが受けてきた
教育が当たり前で、
海外との違いがわかりません。
でも海外から見ると、
少し不思議に感じることも
多々あります。
例えば、
一クラスの人数の多さ
細かい規則、
レクチャー式の授業
などです。
ここ数年、
世の中ものすごいスピードで
変化をを遂げています。
さまざまなことを
取り入れて変化を
受け入れている国も
ありますが、
私たち日本の教育に関しては
ここ150年以上変わっていない部分が
多々あります。
どのような部分なのか
具体的にみていきましょう。
日本の教育は
「前ならえ教育」とも言われ、
とにかく、
みんなが同じことを
同じ時間に、
言われたことに
従いながら協調性を
大切に学ぶことが
重要でした。
受身スタイルの集団授業は
工業国、日本を発展させるため
必要な教育だったのです。
英語に関しては、
偏差値や入試目的の学習なので、
文法だけを必死に
学び、暗記するスタイル。
英語コミュニケーションできると
どんな世界があるか、
どのように可能性が広がるか
イメージすることなく、
また、その必要もなかったため、
目の前のペーパーテストに
必死にならざるを得ないのです。
教育改革も
何度か
試されていますが、
根本的な部分は
まだ改善されていないのが
現状です。
海外の教育
私が留学していたアメリカは
30年くらい前も
ほとんどのクラスが
10人から12人の少人数、
先生だけが話すレクチャー式ではなく、
時間の半分以上が生徒たちの声で
いっぱいでした。
そんな中、
とまどうのは
日本人学生たちだけ。
静かにだまって話を聞き、
ノートを取ることが
当たり前だったのですが、
アメリカではそれが通用しない。
だまっていると評価されないのです。
いつどこでも
自分の意見を言うこと、
それを周りも否定することなく
個人の意見として
受け入れるので、
安心して伝え合うことができました。
多国籍な環境だからこそかもしれませんが、
「みんな違って当たり前」の
考えが強いのです。
そしてしっかり自分を
持っている学生は
自己肯定感が高く、
自信をもってさまざまな
ことにチャレンジできます。
そしてチャレンジした人は、
それが失敗成功で
評価されることなく、
やってみたことに対して、
賞賛の声があがります。
最後に
「個人」の時代になりました。
どの国の教育法も
いいところがたくさんあります。
ただ
とくにここ数年は
個人の働き方、
個人で活躍する人たちが
増えています。
受身ではなく、自ら考え
アイディアを出し、
アウトプットしたり
シェアすることが重要になります。
個人を伸ばす教育を
ほんの少し意識するだけでも
子どもの教育に
大きな変化をもたらすかもしれません。
余談ですが、
私の主宰するホームバイリンガルでは
グループレッスンを一切やめ
完全個別のプライベートレッスンに
変更しました。
グールプですと、
だれかに合わせたり
協調性を重視しなければ
なりませんが、
プライベートでは
その子だけに合わせた
ペースですすめることが
できるからです。
手前みそですが、
目に見えた結果が出やすくなり
今の時代にあった教授法だと
感じております。
レッスン内容等気になる方は
お気軽にお問合せください。