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英検のスピード合格は可能?!

投稿日:2023-04-12 更新日:

「英検〇級、3か月で合格!」

「はじめての英検、たった2か月で合格!」

このような声を聞いたことがありませんか?

 

ほんとうにそんなことってある?

と思う方もいるかもしれないし、

やればできるのかも!と

感じる人もいるでしょう。

 

では、どのような生徒さんが短期間で

合格まで実現できると思いますか?

 

今日は、これまでの生徒さんたちの

様子を具体的にお伝えしますので、

参考になる部分がありましたら

嬉しいです。

 

英検ってなぜ重要なの?

 

その前に、なぜ英検にそれほど

力を入れる必要があるのでしょうか。

 

お子さんをお持ちの方ならご存知かも

しれませんが、最も大きな理由として

あげられるのは、

「受験に有利」

だからです。

小学生や園児が

初めて5級や4級を受ける場合は、

力試しだったり、

レベル確認のための場合もあります。

 

園児や小学生が合格という体験を通して

自分に自信がついたり英語がより

好きになる子もいます。

 

でも最終的には、

受験で有利になったり、

海外研修や講座に申し込みやすくなったり、

英語に関するイベント等でも

推薦されることが多くなるという

メリットがあること。

 

英検で高い級を取得していれば、

入試で加点される大学も多く、

英語の試験が満点扱いになる大学もあります。

 

受験も英検も通過地点に過ぎませんし、

人生のゴールでもありません。

それでも、英検受験すること、合格することの

メリットは大きく、

自分の夢や目標に近づくきっかけにも

なります。

 

どんな子が短期間で合格する?

 

私自身20年以上、生徒たちの

英検の様子をみてきておりますが、

短期間で合格する子と、

ゆっくりペースの子に

分かれます。

 

私の場合、

まずは現在地(今の英語レベル)を

確認した後に、

その子の学びのペースや癖、

性格的なものを

観察します。

 

子どもたちは十人十色。

みんな違って、それぞれの

特徴があります。

 

同じやり方で型にはめるのでは

上手くいきません。

 

「この生徒さんは数か月後の英検に合格するかも」

と感じるときは

このような時です。

::::::

・素直

・集中力がある

・課題提出を忘れない

:::::::

それに加えて、

すでにその級の単語が半分以上

頭に入っていると感じた

時には90%近く合格する

自信があります。

 

 

そのような場合は2次試験の面接も(3級以上)

同時導入しながらすすめます。

 

 

英検は学校の試験と違って、

基本マークシートです。

見て意味がわかる単語が多いと

解ける問題もたくさんありますので

単語がどのくらいわかるかは

ある程度の目安になります。

 

では、一つ一つ

具体的に

見ていきましょう。

 

素直さ

 

「今回はこんな風に取り組んでみようか」

と生徒にあったやり方を提案したときに

すぐに実行してみる素直さ。

これはとても大事です。

 

もっとスピードをあげたほうが

いいと伝えると、

自分なりに調整してみようと

努力する素直さ。

 

「今までは自己流でやっていたけれど

先生から言われたものもやってみよう」

とチャレンジできる子はやはり違います。

 

教える側も試行錯誤しながら

生徒がやりやすい方法を

常に考えているので、

それが自分に合わなかったら、また少しずつ

調整すればいいし、ベストな方法を

見つけながらすすむのが一番です。

 

生活リズムやその時の年齢によっても

これまでの

やり方を変えたほうがいい場合があります。

 

でも、これまでのやり方にこだわって続けていたら、

遠回りになる可能性もあります。

 

素直に相手の話やアドバイスが

受け入れられるかどうか、

プチ反抗期の時期ではないか(笑)

とても重要です。

 

ただ、一つ気を付けるのが

中高生以上の生徒さんで、

「言われたことしかやらない」

という人は逆に要注意。

素直とはちょっと違ってきますよね。

 

「先生が1ページって言ったからそれ以上はやらない」

「見るだけでいいって言われた」

「毎日とは言われていない」

など

一字一句言われたことだけを

実行するのは少しずれています。

「何のためにやっているのか」

をしっかり頭に入れておくことも

大切です。

 

集中力がある

入会して

約1年半の間で3つの級を合格した

小学生さんがいます。

 

6歳になったばかりの生徒さんで

5級と4級を続けて合格した子もいます。

 

中学で2級までストレートで合格し

準一級の導入まで

進んだ生徒さんも何人か

いますが、

 

みんなに共通するのが

「集中力」

たった、50分、60分の

レッスンでも、

その時、その時の集中力がすごい。

ついさっきまで学校の世間話をしていても、

リスニング問題がかかると

5問、10問終わるまで全集中して聴いています。

 

 

文法の導入も、説明が終わると

「この場合はこれで当たってる?」

「じゃあ、これは同じように解くの?」

と質問が絶えません。

 

 

オンとオフの切り替えがはやく、

集中するべきときとゆるめる時の

タイミングをわかっている

生徒さんたちが多いのです。

 

集中力が薄い生徒さんは、

聞いている雰囲気はあるけれど

どことなく違うことを考えているのが

伝わります。

 

何分か前にやった問題を

おさらいで

聞いても答えられなかったりします。

 

もちろん

その時の気分や体調にもよって

たまたま

ゆっくりペースの生徒さんもいます。

 

繰り返しが必要な場合も

たくさんありますので、

一概には言えませんが、

「集中力」も重要なポイントです。

 

課題提出を忘れない

 

今の子どもたちは忙しいです。

 

「でも今週は○○で忙しくて。。。」

「今月は○○があるから。。。」

と一緒に決めた課題や宿題ができないことも

あります。

 

そのような時には

たった5分10分の課題に変えたりすることも

ありますが、

一度「できない理由付け」をしてしまうと

その5分もできない場合が多くなります。

 

「できないクセ」がついてしまうパターンです。

 

予想外に忙しくなった時に、

「どうしたらできるか」

「隙間時間はないか」

「どこで時間をとれるのか」

「毎日のルーティーンをどう変えたらいいか」

このように

自分自身で考え、できるだけ

「やれる自分」に変えること。

 

そして、一度決めたらやり抜くこと。

そう決めることが大事です。

 

私は自分の生徒さんが

英検の

課題を続けて3回以上忘れて、

お声掛けしても変化がない場合は、

 

「今は別のことに集中したいかもしれない」

「英検合格を意識していないかもしれない」

 

とペースをゆるめます。

 

小さい生徒さんなら

「今じゃないよ」

「やっぱりまだ絵本レッスンのほうがやりたい」

という

サインだと受け止めます。

 

 

最初は張り切って

「○○までに〇級!」と

決めても

思うようにいかない時も

もちろんあります。

子どもたちも

日々色んなことがあります。

 

受験が重なっていたり、

他のお稽古(コンクールや大会)で

忙しかったり、兄弟が産まれてお家が

バタバタしていたり、

普段の生活リズムが

予想以上に変化するときも

あります。

それでもやり抜く子もいましたが、

 

そういう場合は、

大抵どんなにプラン立て

て提案しても

本人のモチベーションがそこに

向かないことが多いのも事実。

 

当日実力も発揮できない

可能性が高くなります。

 

3か月後に受験予定でも

合格はやはり6か月後、1年後かも。。と

変更する場合もあります。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

英検は急いで合格がも目的ではありませんが、

短気集中で合格する生徒さんもたくさんいます。

 

逆に、せかされたり急ぐのが苦手で、

ゆっくりペースですすみたい

生徒さんもいます。

 

今、どのような状態か、

 

子どもの様子をよく観察して、

いいタイミングで受験してみてください。

 

具体的な英単語の覚え方、

リスニングの取り組み方

などは

また別の機会にお伝えします!


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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