今日は「ホームバイリンガル講師養成講座受講生」対象の内容です☆彡
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
尊敬しているメンターから言われたこと。
「無料体験レッスンはやらないほうがいい」
お教室を始めたばかりの私にとっては、
できるだけ無料体験をやって、たくさんの生徒さんに知ってもらい、
実際に体験するほうがいいという考えしかありませんでした。
ところが理由を聞いて納得。
「無料」のデメリット
・必ずドタキャンが出る
・意識があまり高くない人もたくさん申し込む
・真剣に参加する人が少ない
私のメンターは、1回の講演やセミナーがけっこう高額でしたが、
いつも満席になるほど人気でした。
お金に困っているわけでもないので、
ときどき広い会場を借りて、「無料ご招待」したそうです。
数日でお席は満席になり、大張り切りで準備をしたようですが、
当日は無断欠席が多く、実際会場でも居眠りしている人もいたようで
がっがりしたそうです。
せっかくの会場もお席が目立ち、
本人のモチベーションも下がったそうです。
これが、1回3万円以上の講演会ならよほどのことがないかぎり
ドタキャンはなかったでしょう。
一見、「無料」のものはとてもいいようでいて、
主催者側にはデメリットも多いのです。
英会話教室あるある
英会話教室などは、無料体験が当たり前に行われていますが、
私のような「子ども英会話」をメインに行っている場合
ですと親がキャンセルしない限り、
本当に興味を持った方しか参加されないので、そんなに
デメリットな経験はありませんでしたが、
他の先生から聞いた
「英会話教室あるある」をいくつかまとめてご紹介します。
・お教室に入るつもりがないのに無料体験巡りだけしている
・キャンペーンのプレゼント目当てで無料レッスン巡りをしている
・やたらレッスン料を値切る（笑）
4月ごろは特に春のキャンペーンなど、入学・進学に合わせて
体験レッスンが多いのですが、本当に入会したいというよりは
無料体験を探して回る人も多いことを知っておくといいでしょう。
もちろん、どんな方にもご縁あったら真摯に対応する必要はありますが、
ある程度言動を見ていると本気で自分のスクールで学びたいか、
冷やかしなのかわかるようになりますので、興味がない方には１００％注ぐ
必要はありません。
キャンペーンのプレゼントで英語辞書や英語カードをもらえるとこもたくさんあります。
それがきっかけでご縁があるのは悪いことではありませんが、どのくらい
自分から学びたいと思っているかヒヤリングをしっかりおこないましょう。
値切る（笑）
これは結構稀のような気がしますが、結構聞く「あるある」話です。
個人の英会話教室などで、講師のほうから何かサービスや特典を
つけるところはわかります。
ところが、体験レッスンの際の質疑応答で
「上の子のレッスンに妹も一緒でいいですか」
→（二人で一人のレッスン料？！）
「3回無料体験お願いしてもいいですか」
→（うちは無料体験1回なのに・・）
「うちだけお月謝OO円でお願いできませんか」
→（他の生徒さんの手前どうでしょう。。）
このような質問にはどのように対応しますか？
と
色んな先生からこのようなお悩みを聞きました。
まず
値切る人には気をつけましょう（笑）
個人教室の優しい先生は、高いと言われれば、
少しでもお安くしようと考えるようですが、
本来の価格から下げることで、さらに色んなことを求められます。
そもそも、「あなたのレッスンにその価格を払う価値はない」と
言われているのと同じなので、
そのような方には格安の英会話レッスン教室を
ご紹介しましょう。
他の無料体験の例
あるきっかけがご縁で、
急遽娘が「着付け教室」に
通うことになりました。
それが、、、8回分「無料」なんですね。
お着物一式貸してくださるうえ、
レッスン料が無料（教える講師の方も経験が浅いとのことで）。
娘と同じくらいの子たちが数名参加しましたが、
2回目のレッスンはなんと「参加者娘一人」
みなさんドタキャンだったり何らかの都合らしいのですが、
私としては教えてくださっている講師やスクールの
立場で見てしまうので、
本当に気の毒な気持ちになりました。
次回3回目も「会社の飲み会あるからどうしよう」と
迷っている生徒さんがいると聞いてさらにがっかり。
「無料」だから気軽に参加したかもしれませんが、
これがある程度費用がかかっていたら同じように
キャンセルしたでしょうか。
無料体験日限定サービスをつける
私の「ホームバイリンガル養成講師」の先生方には、
無料体験レッスンをする際のポイントをいくつかお伝えしています。
例えば、
「その日に入会手続きする場合は、入会金無料」
「3か月または6か月まとめ払いで消費税サービス」
「本日申し込みで1か月レッスン無料」
などです。
無料体験レッスンでも本気で興味をもってきてくださる方もいます。
忙しい時間の合間にわざわざ足を運んでくださる人もいます。
本気で学びたいと真剣に話を聞いてくださる方には、
その当日に受け取れるサービスをご用意してくれると
喜ばれます。
まとめ
「無料体験レッスン」
や
「無料ご招待」
のイベントを行う時には
慎重に行いましょう。
無料で行うデメリットも頭にいれながら
会場を借りる際は、赤字にならないよう
ある程度参加費をいただくようにしましょう。
実際にご縁の合った方には、しっかり
特典やサービスをつけて感謝を示しましょう。
：：：：：：：：：：：：
理想の生徒たちに囲まれて結果の出るレッスンを
提供することを目標にした
「ホームバイリンガル講師養成講座」。
一緒に
学びたい方はお問合せフォームまで。