ホームバイリンガル マナー・習慣 英語子育て 英語教育

習慣化とごほうび

投稿日:

学習効率をあげるために

必要なことの

ひとつとしてよく言われていることは、

「勉強の習慣化」です。

 

勉強に限らず

毎日ストレスなくコツコツ

続けられると成果が見られやすいのは

わかっているものの、

実はそれが一番難しい。

よく、毎日の歯磨きのように

「習慣化」させるといいと

頭ではわかっていても

それが定着するまでが

意外と大変です。

 

アメリカで学生を対象にした実験で

おもしろいデータがありました。

 

スポーツジムにいったら1回ごとに

少額の

おこずかいを渡すグループと

特に何もご褒美のないグループに

わけて5週間様子を見た結果、

おこずかいを渡したグループのほうが

ジムに行く回数が増えていたそうです。

 

想定内の結果ですが、

おもしろいのが、

その後

おこずかいを渡すことをやめても

ジムに行く回数が

減らなかったそうなんです。

 

ジムにいくという習慣が

ある程度定着すると、

ご褒美関係なしに継続している

学生が多かったということです。

 

同様の実験で、苦手な野菜を食べたら

ちいさなご褒美をあげることを

行った結果、

同じようにご褒美がなくなっても

食べれるようになった

子どもたちが多かったようです。

そう考えると、

ある程度の「ご褒美作戦」

習慣化を形成するのに

非常に効果的

なのかもしれません。

 

 

ご褒美の内容についてですが、

私のお教室経験から

思うことは

子どもの年齢や性格によって違うこと。

 

幼稚園児から低学年くらい

までは、シールや飴、メダル、

みんなの前で「褒める」などで

効果がありますが、

年齢が上がるごとに

少しだけ特別感に

変えた方がいい場合があります。

 

また

ご褒美期間をある程度決めたり、

時々内容を見直さないと、

もらうことだけが目的になったり

当たり前になりすぎる

ことがあります。

 

子どもは十人十色なので

年齢は同じでも

あまりご褒美に

左右されない

大人なタイプの子も

います。

 

あくまでも参考程度にし、

自分の子どもはどの

タイプか、

習慣化するのに

効果的な方法か

考えてみると

いいかもしれません。

 

それから

一つポイントなのは、

習慣化したいことを

「繰り返す」こと。

 

 

一定期間習慣化されても

もとの習慣に戻ってしまう

場合もありますし

専門家のサポートを借りたほうが

継続しやすい場合もあります。

私の主宰している

ホームバイリンガルでは

入会時

3か月コース(英検&受験)

6か月コースをご案内しています。

(継続は1か月更新も選択あり)

 

習慣化させるためには

一定の期間が必要で、

生活リズムの中に

新しい習慣を取り入れてもらうのに

最初の数か月がもっとも

大事だからです。

 

どのペース、どのくらいの量の

課題が必要か、

プチご褒美は嬉しいタイプかどうか、

サポート頻度はどのくらいすると

習慣化につながるか、

など

生徒の生活リズムや

他の習い事とのバランスを

みながらすすめていきます。

 

学習習慣がついた

生徒さんたちは、

今やるべきことに

どんなふうに向かったら

成果が出やすいか

自己分析もできるように

なります。

 

 

そして

長い目で見ると、

勉強に限らず

自分が達成したい目標に対して

習慣化したいことがある時に

上手く対処できる傾向があります。

 

今日は「習慣化とごほうび」に

ついてお伝えしました☆彡

 

-ホームバイリンガル, マナー・習慣, 英語子育て, 英語教育
-, , , ,

Copyright© 妙子先生日記 , 2025 All Rights Reserved Powered by STINGER.