英語教育

子どもの才能を伸ばす親とは?!

投稿日:2020-08-15 更新日:

自分の好きなことにエネルギーを注ぎ、

自分らしく前進している子どもたちは、

必ずと言っていいほど親のいい影響を受けています。

 

可能性や才能を伸ばすのにうまくサポートできている親と

出来ていない親は何が違うのでしょう。

 

目次

 

1 子どもの話を聞く

2 子どもの行動を観察する

3 子どもが興味を持ったものを一緒に楽しむ

4 自分の都合で否定をしない

 

1 子どもの話を聞く

 

当たり前のようで、できていない人が多いことの一つは、

「子どもの話をよく聞くこと」

 

子どもは何度も同じことを言います。上手に伝えられなくて

延々と話し続けることもあります。

でも、そこを最後までしっかり聞いてあげる姿勢をつねに

持つことがとても大切です。

子どもが親に対して話したくて仕方がない時期というのは、

意外と短いものです。いつでも自分の話を真剣に聞いてくれる

親がいるという安心感や信頼感は子どもの心を育てるうえでも

最も重要なことです。

 

2 子どもの行動を観察する

 

今、自分の子どもがどういう時期なのか、どんな行動パターンがあるのか

把握することで、「子どもの才能」に気づくことにつながります。

ご飯の時間になっても、食べることを忘れてお絵かきをやめない子。

友達がたくさん遊びに来ても、一人で黙々ピアノばかり弾いている子。

グループで遊ぶときに仕切るタイプの子、受け身の子。

 

年齢や時期によって、色んな特徴があります。それがいい悪いではなく、

子どもの行動を把握することで、子どもの才能に気づくヒントにもなります。

 

3 子どもが興味を持ったものを一緒に楽しむ

 

子どもが少しでも興味を持ったことに関して、親も一緒に楽しむと

そのことに対してもっと学びたいという気持ちやもっと上手くなりたいと

いう気持ちが芽生えてきます。

 

それが、趣味のようなもので終わるかもしれません。

プロを目指すような職業につながるかもしれません。

いずれにしても、親が一緒に興味をもって自分の好きなことで

時間を共有してくれたことは、子どもの心にしっかり残るものです。

 

4 自分の都合で否定をしない

 

子どもが興味を持ったことに対して、親が否定してしまうと

せっかくの伸びようとしている目をつまんでしまうことになります。

 

例えば、子どもがOOが習いたい!と興味を持った分野で言ったとしましょう。

親が一言「無理」「ダメ」「時間がない」で返答したら、興味を持ったことすら

親に言えなくなることでしょう。

なぜ無理なのかなぜダメなのかよりも、どうしたら今の段階で叶うのか、

出来る限りのことを考えてあげましょう。

 

生徒さんの一人が「アルペンスキーを習いたい」と親に相談したそうです。

雪国に住んでいてスキーウエア―や道具もそろっているし、レッスン代が高いわけでもないのに、

親は「練習場まで毎週連れていくのが面倒」「アルペンスキーを今から習っても将来につながらない」

という理由で却下したそうです。

だれかお友達の車に便乗させてもらうことはできなかったのか、他に方法はなかったのかと

思いましたが、親の都合で結局かなわなかったようです。

 

きれいな字を書くことに興味をもって、お習字を習いたいと親に相談したKちゃん。

親に相談したら「習い事はスイミングにしなさい」と言われたそうです。

これも親の都合でしかありません。もしかしたら「将来水の事故に合わないように」

「泳げたほうが学校の水泳時間で困らない」といった親心かもしれませんが、

こちらも親の都合でしかありません。

 

以前、私のお教室にもお友達の紹介で体験に来てくれたAちゃん。

早速お家の人に、「英語やりたい」と相談したそうです。お母さんはOKでしたが、

お父さんはどうしても首を縦に振らず、最初の習い事は「水泳」と決めていたそうです。

それでも数か月後に両親を説得しで入会してくれました。

その子の英語の上達といったら、それはそれは驚くほどでした。

興味を持ったことを始めたときの子どものパワーはすごいものがあります。

あっという間に英検3級レベル、中学へ上がると最初のテスト100点、その後も

90点以下は取ったことのないという好成績。ご両親も喜んで下さり、

その後はご兄弟も入会してくださいましたが、英語に限らず「子どもの好き」を

応援する姿勢を常に持っていたいものです。

 

まとめ

 

子どもの才能を伸ばす親は、子どもと向き合う時間を大切にしている人が多です。

忙しいや時間がないを言い訳にせず、

「今」この瞬間に何に興味をもっているか、子どもの「好き」は何なのか、

その都度真剣にかかわること。

 

それが、将来何につながるかなどわからなくても、

そういう姿勢で親がサポートしてくれていたという事実を

子どもはしっかり胸に刻み、本当にやりたいことに出会ったときに

自信をもって臨めるのです。

 

 

 

 

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