先日スタンドエフエムのラジオ番組に
このような内容のご質問レターが届きました。
「英語に触れさせたいのですが
子どもたちが全く
興味ありません。」
よくこのようなお話聞きますよね。
英語の重要性や楽しさは分かるので
何かを始めたいけれど、無理に
押し付けるようなかたちは避けたい。
ではどうしたらいいでしょうか。
お子さんの「好き」を観察する
コロナ過で人と触れ合うことや、
海外での異文化交流が難しい中、
何かできるとしたら、
「子どもの好きを観察してそれに
関連した英語を取り入れる」
ことです。
体を動かすことが好きなお子さんなら、
英語の歌に合わせた手遊びやエクササイズの
DVDを一緒に観てみる。
本が好きなお子さんなら、CD付きの絵本を
一緒にめくりながら声に出してみる。
ゲームが好きなお子さんなら、
簡単な英単語でカルタや神経衰弱を
してみる。
書き出すときりがありませんが、
子どもの「すき」に目を向けて
一緒に英語環境を楽しむことを
おすすめします。
英語が楽しくなると、
体験レッスンなども抵抗なく
入れますし「英語」という
言葉を出しても嫌がることなく
「楽しいもの」としてイメージ
できるはず。
あとは、さりげなく英語の音が耳に入るように、
BGM代わりに英語の音源をかけるようにしましょう。
お家でできることは「英語耳を育てること」です☆彡
気をつけること
お母さまの熱意がエスカレートして、
高額教材を購入して強制的に
やらせようとすると逆効果です。
実際聞いた話ですが、
「小さいころに親が、80万の英語きょうざいを
購入し、もったいないからやりなさい!と
言い続けられたのがトラウマで
しばらく英語が嫌になりました」
という大学生さんもいました。
子どもを観察して、興味のあることに
目を向けるのは
気持ちに余裕がなければ難しい場合も
あるかもしれません。
焦らず、アンテナを張って、
タイミングをみて英語の楽しさを
伝えられるようにしましょう。
英語が楽しいと子どもたち自身から
「もっとやりたい」というようになります。
ただ、観察期間が長すぎると、
一番耳のいい時期を逃してしまいますので、
できるだけ「英語=勉強」という
イメージがつく前に導入することを
おすすめします。