心の状態というのは、
実は目の前の現実を見ると、
わかるようになっています。
一見元気なように見えて
とても疲れていたり。
何かにイライラしていたり、
不安を感じていたり。
見えにくい感情ってありますよね。
心の奥底で、
どんなことを感じているか
気づくことはとても大事です。
自分の心の状態を観察することで
自分に優しくできます。
自分に優しくできる人は、
周りに対しても愛情を持って接することが
できるようになるんです。
どうしたら今の自分の状況が
分かるかというと、
目の前の現実で起こっていることを
観察してみるといいんです。
心の中の状態や思っていることが
現実世界で写し出されているので、
それが一種のサインになります。
心理学の世界では
「目の前の現実はあなたの心が作っている」
と言われているそうです。
例えば、テレビをつけると
言い争いをしているシーンを目にし、
その日、買い物に行くと苦情を言っている
お客さんに遭遇。
たまたま入ったカフェでは
ケンカをしている人が隣に座っている。
など、目に入ったとします。
「せっかくの一日なのに!」
と感じるかもしれません。
でも実は
「怒り」や「イライラ」が
実は自分の中にあって、それが
他の人を通して写し出している
状態なんです。
あなたの心の中に、
怒りの感情が溜まっているということ。
つまり「あなた何かに怒っていませんか?」
っていうサインでもあるのです。
これが
「喜びの感情」「感謝の感情」
「幸せの感情」だったらどうでしょう?
子どもたちが
楽しそうに笑っている状況や
仲良く食事をしている
家族など
思わず微笑んでしまうような
情景が目に入ってくるかもしれません。
自分の心の状態を常に意識して
目に写るものを
心地いいものにしたいものです。
あのユーミンも魔女の宅急便では
「目に映る全てのことはメッセージ♫」
と歌っていますからね。