日本にいると、常にみんなと一緒で
常に同じ方向をむいていないといけないような
場面に多々遭遇します。
誰かに「これがいい」と言われれば購入し、
「今これを始めるべき」と言われれば、自分に合っているかどうか
関係なく始めてしまう。
特に現代の忙しすぎる子どもたちは、自分が本当に
どうしたいのか、何が好きなのか、何を感じているのか、
考える余裕もなくみんなに合わせることが
当たり前になり必死になりがちです。
そういう習慣がついてしまうと、いざ独り立ちしたときに、
どうしていいかわからなくなってしまいます。
一歩日本を出ると、「個性」を大切にしている人たちに
たくさん出会います。「みんな違って、それでいい」が
当たり前になっていてそれを認め合っているように感じます。
ココ・シャネルの言葉にこんな一文があります。
「かけがえのない人間になるためには、
常にほかの人とは違っていなければならない」
みんな違っていて当たり前だということを、
いわれて育つと、どんな人種のどんなタイプの人とでも
お互いに認め合える関係になります。
みんな違う。それでいい。