英語教育

お金を払って自分を育てる

投稿日:2020-12-25 更新日:

クリスマスプレゼントでいただいた本

「Be yourself」川原卓巳著

お片づけのプロ、こんまりさんのご主人が

書いた本の内容を一部ご紹介します。

 

P111に「お金を払って受け取ることのメリット」

について、思わず「わかる」「わかる」と

納得させられる部分がありました。

 

ぜひ書店で手に取ってみてくださいね。

 

無料でいくらでも学べる

 

今は無料で学べるものがたくさんあります。

そんなにお金をかけなくても

さまざまな情報にあふれていて

とても便利な時代になっています。

 

でも何かを「学ぶ」時、

特に「教育」に

関してはしっかり払うことで、

より質の高い教えを受け、それに対して

学ぶ側も適度な緊張感と意欲で

吸収できます。

 

また、発信する側・教える側も

無料で受け取る人よりもお金を払ってくれている人に

対してはより質のいいサービスを提供したいと

考えるのは自然なことです。

 

また、払って学ぼうとして

いる人は受ける側の意識も違ってきます。

 

私も何度か英語イベントで無料ご招待のものを

お手伝いしたことがありますが、ドタキャンや

遅刻の多かったことを覚えています。

どんなに子どもたちを喜ばせたい!と思って

あれこれ準備しても、「無料」だと受ける側も

ゆるくなるので、どうしても忘れられたり,

お天気が悪いというだけで欠席する場合も出てきます。

 

でもこれが仮に1回1万円イベントだったら、

もったいなくて簡単にドタキャンできません。

今日のイベントをいっぱいいっぱい楽しもう、

しっかり学ぼう!という意識がどこかしらに

あらわれるはずです。

 

それはレッスンでも同じことです。

 

未経験の先生が自分の経験の為に

「レッスンさせて」と

お願いするのなら例外ですが、

無料体験レッスンを延々と行うのは

お得なように感じますが、実は

学ぶ側にとってデメリットだらけなのです。

 

お教室をやっていると

あきらかに体験レッスン巡りだけで

レベルチェックをしているなぁと

思う方にも出会いますが、

それではいつまでたっても

自分の学習法が定着しません。

 

特にこれがお子さんの場合ですと

毎回ABCの確認から入ったり、

極端な難しいことを求められ落ち込んだりを

色んなお教室で繰り返すことになるので、

とてもストレスになってしまいます。

 

スポーツジムの例

 

今はお手頃なスポーツジムや公共の施設で

使えるところが多いのですが、

ゴースト会員になってしまう人が多いと聞きます。

 

無料ではなくても、その人にとって

痛くもかゆくもない無料に近い価格なら、そんなに

気合が入りません。

 

でもこれが2か月で40万と言われたら

必ず結果を出さないと、どこか「損」をしている

気持ちにもなりますよね。

 

もちろん

すべてお金を払えばいいというわけでは

ありませんが、そんなパワーがお金にはあります。

 

そしてそんな本気なお客様には

本気でかかわってくれる

トレーナーさんたちの存在があるわけです。

投資した分だけ頑張れるというわけです。

 

こんまりさんの例

 

以前こんまりさんが、有料のセミナーに参加したそうです。

 

社会人になって間もなかったので「1万円」のセミナーは

彼女にとって決して安い金額ではなく、

無料のメルマガ購読だけでいいかな、、とずっと迷っていたみたいです。

 

でも

「参加費1万円。参加したら1万円キャッシュバック」

という言葉に惹かれて参加。

 

でもそこへ参加してみると

「そういう意識ではいつまでたっても成長できない」

と愛のお叱りを受けたそうです。

それから、その出版コンサルタントの先生が

きっかけで

あの「人生がときめく片づけの魔法」が

誕生したわけです。

 

それ以降、積極的にお金を払って

学ぶことを始めたそうですよ。

 

お金がある人だけがお金を払って

学んでいると思いがちですが、

「ちょっとこの金額は痛いかな」と感じる

時に学びへの投資をした人が、

ワンステージあがれるのだと思います。

 

YouTube活用法

 

今はYouTubeで何でも学べます。

知りたい情報も、有料級のレッスンも

エクササイズも、ありとあらゆるものが

無料で提供されています。

それだけで学ぶことは可能ですが、

継続することはかなり難しいのです。

 

例えばヨガやエクササイズをYouTubeを

参考に毎日やろう!と決めたとします。

どのくらい続きますか?

 

おすすめのYouTube英語チャンネルを

紹介して、これだけOOか月やると

かなり力がつくとお伝えしたら

毎日、または毎週やりますか?

またどのくらい継続できるでしょう。

 

無料のYouTube動画はあくまでも

補助的な役割で、本気で何かを学びたいのであれば、

有料のサイトでその時間やらなければならない

状況(参加しなければならない状況)を作って、

講師にフィードバックをもらいながらやらなければ、

結果のでる学びにつながらないのです。

 

相当ストイックな人以外は

なかなか自分だけの力で習慣に

落とし込むのは難しいのです。

 

私自身のケース

 

これだけ熱く語るのは、私自身が

そのような経験をたくさんしているからです。

 

最近ですと、

自分の英語力を常にブラッシュアップしようと、

海外のYouTubeや動画を毎日かけ流すことを

決めましたが

なかなか続きません。自分自身にがっかりです。。

 

教える立場の者は同じように学ぶべきだと

思いつつ、

お金を払っているわけでもないので、

優先順位も低く、誰かに確認されるわけでもなく

会話を求められることもないので、

コンスタントに継続できないんですね。

 

でもあえてお金を払ってネイティブたちと話す機会を

設けると、その前後も無料動画などで予習復習するし、予約が

入っている時間はぜったいに無駄にしたくないという

気持ちで参加します。

 

そして継続することでいつのまにか力がつき、

いただくアドバイスや励ましによって

さらに頑張ろう!という気持ちになれます。

 

いくら上質な無料教育動画があっても

自分一人でスケジュールを組んでアウトプットをして

もくもく取り組むの本当に難しいのです。

 

とくに子どもの場合は、うまくサポートして

あげないと、パソコンの前に座らせるだけ

タブレットを見せているだけでは

質の高い学びはできません。

 

伸びていく子は必ず親、またはその道の専門家の

力を借りて上手に学びの時間を設けています。

 

質が悪い学びは、時間だけを要する

「学んでいるつもり」

になりがちなので気をつけましょう!

 

最後に

 

「お金を払って自分を育てる」

についてお伝えしましたが、

最近では、あまり内容が充実していないのに

高額なサービスも増えています。

 

入会するまでは、丁寧で対応も完璧で

お願いした途端にサービスや

サポートが甘いところも

ありますので、勢いと直感だけで

申し込むのも要注意。

 

迷ったときは次の点を

確認しましょう。

 

・どんな想いでその活動(仕事)をしている人か(トップの人とスタッフ)

・これまでの実績や経験はどのようなものか

・自分がこの人から学びたい!と思えるかどうか

 

この3つだけです。

 

最後に本への投資の話。

川原さんは、本を購入するときに必ず

中古ではなく定価で買うそうです。

(私は中古でも買ってしまうことがありますが(-_-;))

 

投資した分回収したくなるという

「もったいない根性」をうまく利用しながら

自分を育てるそうですよ。

;

 

 

 

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