今月、中学では最初のテストが始まる学校が多いですね。
中学1年生のみなさんにとっては、今が頑張り時。
コロナで試験範囲や内容がいつもと違うところも
多く、これまでの過去問が参考にならない場合もあるかも
しれませんが、基本的な気をつける点は一緒ですので、
今日は試験前に覚えておくべきポイントをいくつかお伝えします。
①問題をよく読む
・問題をチラッっと見ただけでどんな問題かわかるものがあります。
たくさんテスト勉強をしてきた生徒さんにとっては感覚的にわかるものが
ありますが、必ず落ち着いて問題を読みましょう。
これまでどんな間違え方があったか。
→○○について「日本語で答えなさい」を英語で書いてしまった。
→並べ替えで「一つ加えて文を完成させなさい」を、記載されている単語だけで文を作ってしまった。
→英作文「○語以上の文」「3行以上」などの条件を見落として、完璧な文なのに条件を満たしていなかった。
②スペルミス、コンマ・ピリオド
基本的なこと、大文字小文字やピリオド、クエッションマークなどを忘れていないか確認。
テスト勉強で書いている時は間違えないのに、テストでうっかり間違える生徒さんが多いのはなぜか。
→会話文などの穴埋めなどは、呼びかけなどが多いので、大文字小文字を間違えやすい。
→かっこの数によって、短縮形に書かなければならないところ、アポストロフィーを忘れた。
テストを作る先生方も、ひっかかる生徒さんがいて当たり前です。でも事前に覚えておくと
このようなケアレスミスはなくなります。
③作文で頑張りすぎない
英語歴がある程度長い生徒さんや、会話が良くできる生徒さんが
やりがちなミスは、作文で頑張りすぎて大きく減点されてしまうこと。
特に1年生の作文は3行や5行、〇語と条件があり、テーマも
「自己紹介」「自分のすきなこと」などシンプルです。
自分の好きなことを考えるのに時間をかけすぎたり、
あれもこれも伝えたい!と思ってスペルに自信がないのに
たくさん書いてしまう。。。ことのないようにしましょう。
シンプルにならった表現・単語だけを使い、英語のルール(ピリオドやコンマなど)を
しっかり守った文にすると減点することがありません。
「好きな季節」がテーマで、本当は「春」が好きだけれど、
スペルに自信がない時は、「秋」に変えるとか、
「水泳」が得意・好きなんだけれど、「play」をつけるかつけないか
迷う場合は、好きなスポーツはテニスやバスケなど
自分が間違えないと自信のあるものに変えます。
私がアメリカにいたときには、自由に表現したり
オリジナリティーがあったほうが、多少文法間違えしても
高評価くれる先生が多かったのですが、
日本はそういうわけにはいきません。
ミス=減点
で最初のテストで自信がなくなるのはもったいないので、
ぜひ初めてのテストでは、この3つの点に
気をつけてくださいね。」