ホームバイリンガルでは、最終的に生徒さん自身が
自分でプランを立て、目標に向かって勉強できるよう
方向づけていきたいと考えています。
幼児から小学生までは
とにかく素直に言われた課題をこなしてもらう。
書くことが苦手な生徒さんにもある程度の量のライティング
課題を出しますし、CDのかけ流しや音読も
決められた時間やってもらうようにします。
時々生徒さんによっては
「なんで何回も同じ事やるの?」と
思うかもしれませんが、
基礎力を身につけるためには
ある程度言われたことを黙々と
こなしてもらうことが重要なんです。
英語をスタートした日にもよりますが、
高学年から中学生にあがると
少しずつ自分でプランをつくって
こなしてもらいます。
これが講師にとって簡単そうでなかなか大変。
本当に生徒自身が立てた計画をきちんと
こなせているのか、ただ作業のように
やっていないか気になるのをぐっとがまんして、
次のレッスンの報告まで待たなければなりません(笑)
やらなければならない課題や量を
ある程度言われた通りに
こなしていると結果は出るのですが、
最終的には自分で考えて結果を出せるようにならないと、
いつまでたっても自分にとってのベストの学習法が
わからないままです。
分からないままだと、
高校、大学に行ったとき、
または何か新しいことを
始めるときに
「何からやっていいかわからない」
「指示がないとできない」
の
クセが抜けないのです。
英検を例にとると、
幼児や小学生の5級の場合は
いろんなゲームや課題プリントを
ひたすらこなしていると合格できるのですが、
ある程度級が上になったり、中学での
英検では
今自分がどのくらいの位置にいて、
本番までに何をどのくらい
こなさないといけないか、
本人も把握していないと、
目標点数も超えられなくなります。
毎日講師に報告しなくても、1週間自分が立てた
計画をしっかりこなせるか、
わからないところはしっかり
チェックできているかどうか、
こればかりはやってみなければわかりません。
以前12年通ってくれた生徒さんが、
高校受験が近くなると、
全ての生活リズムから
勉強のタイムスケジュールなど決めて
行動し始めました。
英語に関しても、
「先生、もう大丈夫です!ここからは
いただいたワークを自分でやっていけます」
とたくましいお声を聞き、
サポートと見守りにまわりました。
もちろんわからない部分は補足しましたが、
彼女の受験本番までのスケジュールには
私だけではなくお母さまも驚いていました。
もちろん希望校へ入学できましたし、その後の
進路も自分で考えて決めて行動し志望大学へ
合格していました。
自立して勉強ができるように
少しずつ少しずつお声かけをかえながら
すすめていきたいと思います☆彡